鳥羽市立 海の博物館 Toba Sea-Folk Museum 海女海道(南鳥羽)の憩いの空間

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海の博物館は、
特別展
特別展メインイメージ
海をテーマに、さまざまな特別展示や企画展を行っています。
特別展『海のなかは妖怪ワールド』
海の中は妖怪ワールド
会 期
2022年7月16日(土)~11月23日(水・祝)
場 所
海の博物館 特別展示室

 

   






以前は未知の世界であった現象や場所でも、現代では様々な事象が科学的に証明され、海のなかも深度1万メートルを超える深海まで人の目が届きつつあります。しかし、かつて海のなかは陸上とは全く異なる、神秘的な“異世界”として認識されており、人は海に人知の及ばない存在を見出し、妖怪や神仙の伝承が数多く生まれました。それは人々が海や自然そのものと日常的に接しながら、敬意と畏怖を抱いてきたことのあらわれでもあります。

 本展では、妖怪や神さま、精霊、伝説上の生物などをまとめて“妖しもの”と総称し、それらを描いた絵図や民芸品、祭具、アーティストの作品などを展示するととともに、志摩半島周辺と、全国各地の伝承、妖しものがもたらす災厄から逃れるために編み出されたまじないなどを数多く紹介しながら、人と海との共生の歴史、海にまつわる信仰を知っていただきたいと思います。

1.妖しものお断り!海民のおまじないと祭礼

三重県を中心に、海上安全を願う祭りやまじない、願掛けの道具などを展示することで、海民の信仰と妖しものの関係について紐解きます。 

2.三重の海の妖しもの

海女を海中に引きずり込むという“トモカヅキ”や、蜃気楼で幻を見せるという桑名(または四日市)のハマグリ、禁漁の掟を破って命を落とした男の怨念の話〝阿漕の平治“など、三重県の代表的な妖しものを紹介しつつ、説話のなかにみえる漁撈習俗についても学んでもらいます。

3.日本列島 百鬼夜航の海

全国各地に残る、海の妖しものにまつわる民話(大ダコ・龍神・海坊主・牛鬼・神社姫・平家の怨霊など)や、その裏にある先人たちからの教訓なども併せて解説し、妖しものというフィルターを通して、人と海との闘い、共生の歴史を学んでもらいます。

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主催:鳥羽市立海の博物館 特別協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」

付属イベント① ”悪魔のサカナ”タコをさわって食べる  

その奇妙な形状から、西欧では「デビルフィッシュ(悪魔のサカナ)」とも称され、数々の妖怪伝説のモデルにもなっているタコを触って、さばいて、身体の構造を観察しつつ、タコ焼きなどを作ります。

日時:202287日(日) 11時~1330

場所:鳥羽市立海の博物館体験学習室

参加料:300
定員:15名(要事前申込)

付属イベント➁ 海の怪談night 

『三重の怖い話』(TOブックス)著者であるプロ怪談師の志月かなでさんを招き、海にまつわる怪談や朗読を披露してもらいます。
日時:2022820日(土) 1930分~2030
場所:鳥羽市立海の博物館映像ホール
参加料:無料
定員:50名(要事前申込、空きがあれば当日参加も可)
講師:志月かなで(怪談師)

付属イベント③ みんなで描こう妖怪ワールド 

妖怪書画家の蘭陵亭子梅さんから全国各地の海の妖怪伝説についてお話を聞き、自分が想像した妖怪を自由に描きます。作品は一定期間、博物館にて展示予定です。
日時:2022724() 13時~15

場所;鳥羽市立海の博物館 映像ホール

参加料:300
定員:15名(要事前申込) 
講師:蘭陵亭子梅(妖怪書画家)
 


海の学びミュージアムサポート 日本財団 海と日本のPROJECT

企画展『海のパズル~海のいきもので、あそんじゃお』
海のパズル ~海のいきもので遊んじゃお~
会 期
2022年4月29日(金・祝)~8月28日(日)
※会期中の休館日6月26日~30日
場 所
海の博物館 ギャラリー

 

   





パズルとトリックアートの製作集団アソビディアがお届けする、海をテーマにしたパズル展です。立体的な組木や知恵の輪、海の生きものを描いたパズル、トリックアートなど、様々なパズルを、見て、触って楽しむことができる展示になっています。本事業は、みなとの博物館ネットワーク・フォーラムの助成事業として実施します。

●遊ぶ

触って遊べるパズルおもちゃやパネルを見て考えるトリックアートが勢揃い。アソビディアオリジナルのパズルもたくさん展示します。

(展示予定)サンマパズル、マンボウパズル、タイパズル、巨大隠し絵パズルパネル など

 

●見る

古今東西のパズルの中から海をテーマにしたパズルを展示。多様なパズルおもちゃの世界をご覧ください。

(展示予定)カメの組木、船の組木、魚の知恵の輪 など

 

【ワークショップ】

ペーパーパズルや木製パズルを自分で作って持ち帰ることができるワークショップです。

日時:202253(火・祝)811(木・祝) 10時~1130分、13時~1430

場所:鳥羽市立海の博物館 ギャラリー

内容:両日とも下記の通り(所要時間:30分~) どちらかを選択してください
・「海のペーパーパズルを作ろう」
 紙を編んで遊ぶパズルを2種類作ります。

・「タコの木製パズルを作ろう」 タコつぼから顔を出すタコをモチーフにした絵合わせパズルを作ります。

講師:山田力志(アソビディア)

対象:どなたでも可(小学校3年生以下は保護者同伴)

参加料:ペーパーパズル 200円、木製パズル 1000

申込方法:随時受付・事前申込不要(各回30名まで)

海のパズル  海のパズル
ワークショップで制作するペーパーパズル       ワークショップで制作するタコの木製パズル


海のパズル  海のパズル  海のパズル

みなとの博物館ネットワーク・フォーラム助成事業 みなとの博物館ネットワーク・フォーラムの助成事業
 
写真展「あんた、また来たんか?ー昭和の漁民を訪ねて」
鼻谷幸太郎 あんた、また来たんか?昭和の漁民を訪ねて
会 期
2022年9月3日(土)~11月27日(日)
場 所
海の博物館 ギャラリー

 

  





昭和40年代、三重の漁村に足しげく通い詰めた一人のアマチュア写真家がいました。彼は、愛用のカメラにこだわりのモノクロフィルムを装填し、仕事終わりに津の白塚や松阪の猟師町、鳥羽・志摩へと車を走らせました。


”「あんた、また来たんか?」”と言いながら、お葬式も飯食うてるとこも撮らせてくれた"

撮り溜めた膨大なフィルムは、しかし定年後は、自宅にしまい込んだままに・・・。去年、何十年かぶりにフィルムを取り出してデータ化をしてみました。するとそれが研究者たちの目に触れて、ちょっと驚かれることに。いまはない漁民たちの仕事ぶりや、使われなくなった漁具、失われた浜の風景を生き生きと写し取った、貴重な資料の発見となりました。

今回の写真展には、鼻谷幸太郎が、資料として鳥羽市立海の博物館と三重大学伊勢志摩サテライト海女センターに提供した1221点の中から90点を選びました。3つのテーマに会期を分けて公開します。

第一期:93日(土)~929()  浜しごと

第二期:101()1030() 浜の子ども

第三期:111()1127() 浜寸景


撮影:鼻谷幸太郎

特別協力:三重大学伊勢志摩サテライト海女研究センター

 

企画展『大漁旗~漁村のにぎわいと海民の絆』
大漁旗~漁村のにぎわいと海民の絆
会 期
2022年4月23日(土)~7月10日(日)
※会期中の休館日6月26日~30日
場 所
海の博物館 特別展示室

 

   






大漁旗は、豊漁を得たことを帰港の際に示したり、正月などめでたい時季に海上安全や豊漁を願うため船に掲げられます。その起源は明確ではありませんが、少なくとも捕鯨では江戸時代に、得漁の印として旗を立てていたようです。

 現在では、単に船を豪華に彩るための飾りのような印象を持たれがちですが、本来は陸で待つ家族や仲間に大漁や無事をはやく知らせたいという漁民の想い、一年を安全に、おおいにお金も稼げるようにという願い、船の新造時などに親しい相手、大事な相手へ贈って新たな門出を祝う心が詰まった、人と人との絆を強固にする大事なものです。

 本展は大漁旗の製造方法や歴史、様々な役割を紹介しつつ、荒波に挑む漁師の勇壮な姿や、海を超えてつながれてきた海民の絆、また生地やデザインを利用した、新たな大漁旗の利用方法、可能性についても知っていただく機会として企画いたしました。

1大漁旗ができるまで

  大漁旗の歴史や製造方法、、図柄の特徴などについて、製造道具類や動画、絵図などで解説します。

2.大漁旗に込めた想い

  大漁旗を使う祭礼の道具や、海民の交流を示す大漁旗、東日本大震災からの復興を願って贈られた旗などから、大漁旗に込められた人々の願いを感じ  ていただけます。

3大漁旗でばえって、バズる

  大漁旗の生地またはデザインを利用した雑貨、誕生祝として贈られた大漁旗などから、大漁旗文化の新たな展開を紹介します。

波切港 四双張網漁船の大漁旗(昭和37年度)  大漁旗の製造風景(尾鷲市:万助屋の故・山本昇吾氏  (一財)フライキプロジェクトから、震災復興を願いラグビーチームに贈られた旗
波切港 四双張網漁船の大漁旗(昭和37年度)          大漁旗の製造風景                   (一財)フライキプロジェクトから、震災復興を願い
                               (尾鷲市:万助屋の故・山本昇吾氏)          ラグビーチームに贈られた旗

付属イベント① 大漁旗デザインコンテスト 

募集期間:2022423()2022710() *当日消印有効

応募方法:本展の展示室内にて応募用紙に記入して直接提出、またはホームページ上からダウンロードした用紙(A4)に記入の上、郵送して提出してください。

賞品:最優秀作品賞 1点 優秀作品賞 2

最優秀作品のデザインから、大漁旗もしくは懸垂幕を制作し、一定期間、海の博物館の屋外にて展示します。

 注意事項:必ずどこかに「大漁」の文字を入れてください。そのほか文字の有無やデザインは自由です。

なるべくデザイン面は折らずに応募してください。

応募デザインを基に旗を制作するにあたっては、主催者側にてデザインの一部を改変する可能性があります。

*応募用紙PDF

 
特別展『海風薫る伊勢志摩みやげ』関連事業:
「伊勢志摩国立公園フォトコンテスト入選・入賞作品展」
伊勢志摩国立公園フォトコンテスト
会 期
2022年3月26日(土)~4月24日(日)
場 所
海の博物館 ギャラリー

 

   



戦後初の国立公園指定となった伊勢志摩国立公園は、昨年で指定から75周年を迎えました。そこで、公園内の美しい景色、伝統的な海の祭り、自然と共生する人々の暮らしなどの魅力、価値を再発見し、広くPRするため「伊勢志摩国立公園フォトコンテスト」を開催しました。

 公園の区域がまたがる31町(伊勢市・鳥羽市・志摩市・南伊勢町)内の6ヶ所にて巡回展を実施してきましたが、その最後として、当館ギャラリーにて展示をいたします。“伊勢志摩国立公園の父”と呼ばれ、当館の初代館長でもある石原円吉の関連資料も展示しています。

新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、会場・会期等に変更が生ずる場合があります。入賞・入選作品の詳細はコチラからご確認ください。


伊勢志摩国立公園フォトコンテスト結果要項PDF

主催:鳥羽市立海の博物館
共催:一般社団法人伊勢志摩国立公園協会

特別協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
海の学びミュージアムサポート 日本財団 海と日本のPROJECT

 
開館50周年特別展「海民とともに半世紀 ~海の博物館」
開館50周年特別展 海民と共に半世紀~海の博物館
会 期
2021年12月7日(火)2022~3月31日(木)*会期中の休館日12月26日~30日
場 所
海の博物館 特別展示室

 

海の博物館は、1971127日に鳥羽市鳥羽一丁目に海に生きる人びと(海民)の歴史、生業、文化を伝える博物館として開館しました。開館にあたり1969年頃から漁村を歩き、漁の道具、漁村の信仰や生活の用具などの有形民俗資料を収集、また漁や祭りの様子などを写真、録音、録画で記録してきました。1985年には伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具」6879点が国の重要有形民俗文化財の指定を受けたのを機に、現在地に移転を決め、1992年に新しい海の博物館が開館しました。2021127日で、開館50年をむかえた海の博物館について、その50年にわたる歴史、建築のこだわり、収集保存している資料、調査活動や報告書なども含めた博物館活動について、紹介させていただきます。




【展示資料】 (約440点)

〈海の博物館の建築関係〉

・旧海の博物館の建築模型、新海の博物館の建築模型、建築図面(収蔵庫、展示棟)

〈受賞、表彰の記録〉

 ・東海テレビ賞(旧博物館)表彰状・日本文化デザイン賞の記念品 ・日本建築学会作品賞(設計者:内藤廣)の記念品・公共建築百選の記念品

〈資料の収集保管の方法など〉

 ・資料整理の方法(調査カードの記載など)・収蔵庫の工夫(5室の部屋の特質))

 ・木造船の搬入写真(収蔵庫への運搬、収納当時の写真パネル)・木造船のリスト・海女関係資料のリストなど

〈国指定重要有形民俗文化財に関する資料〉

・「伊勢湾・志摩半島・熊野灘沿岸の漁撈用具 国指定重要有形民俗文化財」の指定書

 ・指定に関する資料(指定調査カード、漁具図面の実物)・指定品のリスト

〈海の博物館の資料の紹介〉
 ・実物民俗資料 ・資料番号1のワカメマキ・伊勢湾の海図や第五福竜丸(事代丸記銘)海図・第1回水産博覧会ポスターなど

 ・古文書資料  ・本浦・津波文書・本浦水産取調べ書など

 ・古写真資料  ・櫓漕ぎ鰹舟、富士丸、南島丸など、ボラタテ、ブリ大漁など

 ・絵葉書資料  ・実物展示(海女の絵葉書、鳥羽志摩地方の絵葉書など)
 ・文献図書資料 ・実物展示(復刻版:三重県水産図説、復刻版:三重県水産図解)

 ・映像資料   ・実物展示(16ミリフイルム)

 ・切手資料   ・松平さん寄贈切手の実物展示

 ・新聞切り抜き資料 実物展示(海の汚染NO.1、海の博物館NO.1など)

〈体験学習の活動〉

 ・体験学習活動の紹介(室内体験と野外体験の紹介パネル) ・体験学習の成果物の展示品 貝紫染め資料、海藻おしば資料など

〈海の博物館からの発信〉
 ・海の博物館設立宣言 ・SOS運動の呼びかけ

〈海の博物館年報「海の人間」他の印刷物〉 

・実物の展示1号~32号の32冊の実物展示(各号の研究報告のリストも)

・SOS運動「SOS いま救え!われらいのちの海を」1号~200号 の実物展示

・うみとにんげん&SOS 1号~34号 の実物展示

〈海の博物館の紹介資料他〉

 ・入場券(旧海の博物館、新海の博物館で使ったもの)・海の博物館のパンフレット(旧海の博物館、新海の博物館で使ったもの)

  ・海の博物館の特別展、企画展、写真展等のイベント開催を紹介したチラシやポスター他

〈海の博物館関係の出版物〉

 『三重県水産図解』海の博物館編集 1984920日発行『三重県水産図説』海の博物館編集 19851122日発行など

〈特別展の図録〉 『里海「伊勢湾」を救え! 生きものたちからのSOS』(20029月発行)など

〈各種調査報告〉
 『日本列島沿海における「船競漕」の存在分布調査報告書』
財団法人東海水産科学協会・海の博物館 2001(平成13)年331日など

〈海の博物館の紹介誌〉

 『SEAFOLK MUSEUM 海の博物館 19851992』内藤廣 石元泰博 19931月発行

 『伊勢志摩72 特集・潮騒の聞こえる博物館』 伊勢志摩編集室 1993(平成5)年41

〈芦浜原発関連新聞切り抜き帳など〉

 『われら<漁民>かく斗えり! ―芦浜原発反対斗争資料集 昭和38年12月~昭和42年9月』 海の博物館・編集

青の造形ー中央構造線上の漁村空間
青の造形 中央構造線上の漁村空間
会 期
2021年10月1日(金)2021年11月23日(祝)
場 所
海の博物館 特別展示室

 

 本展覧会は,青い石で空間が創られた漁村に着目し,三重県鳥羽市の離島,和歌山県和歌山市和歌浦湾域,愛媛県伊方町の3地域の漁村を建築学の側面から紹介するものです。これらの地域は中央構造線上に位置し,青石(緑色片岩)が多く露出することから,様々な青石の使われ方で漁村空間が形成されているのが特徴です。青石の創り出す漁村の街並みや路地,石垣,民家などを図面・写真・スケッチ・地形模型(1/1000)などで展示しながら,異なる地域で同じ素材がどのように使われているのか,その空間の類似性と差異性を見出しながら,各地域の漁村の魅力をご覧いただければと思います。同時に今後の漁村のまちづくりを様々な切り口から議論する講演会やシンポジウムも開催し,漁村の新たな方向性や価値観を共有する機会となることを企図しています。
主催:文脈のカタチ研究会
共催:鳥羽市立海の博物館
協力:鳥羽市教育委員会、三重大学海女研究センター

—展示漁村-

三重県鳥羽市    :神島,菅島,答志島,坂手島

和歌山県和歌山市  :雑賀崎

和歌山県海南市   :塩津,戸坂

愛媛県伊方町    :名取,串,与侈

 —展示物-:(地形模型 1/1000,スケッチ,図面・写真等)

1/1000地形模型:各漁村がどのような地勢の中で立地しているのかを模型で展示します。

・スケッチ   :路地や民家,石垣,井戸など特徴的な箇所をスケッチで説明します。

・図面     :漁村集落全体の図面や断面図などを用いて漁村集落の特徴を説明します。

・写真    :各漁村の魅力的な場所を実測し,寸法を記入した写真を掲載します

【講演会スケジュール】Zoomでの同時開催

 919日(日)ギャラリートーク「青の空間」臨時休館中のため、会場には入場できません。展示会場よりZoomでのLIVE配信となります。

本展覧会のコンセプトのアイデアの生みの親である藤沢健太先生をコメンテーターにお迎えし、漁村の空間や地形の魅力について語り合います。

出演:下田元毅(大手前大学講師)、宮崎篤徳(漁村研究者)コメンテーター:篠沢健太(工学院大学教授)、江端木環、山本翔也、釜谷薫平(大阪大学大学院)

時間:14時~ギャラリートーク 1510分~座談会 16時終了予定 

1030()講演会「建築家の翻訳力~建築と漁村空間」
漁村で建築作品を手がけた建築家を招いた講演会

時間:13時~1630分 講演者:貝島桃代(建築家/アトリエ・ワン/筑波大学准教授)、前田茂樹(GGDL/神戸芸術工科大学客員教授)湯谷紘介(湯谷建築設計)、下田元毅(大手前大学講師)

1114()講演会「鳥羽の離島:漁村空間の価値」
展覧会に即した講演会。鳥羽の離島にフォーカスし、建築学からみた漁村の魅力について講演します。また建築・地域計画の観点から10年後の鳥羽離島の漁村まちづくりに向けた討論をおこないます。

時間:13時~1530分 講演者:下田元毅(大手前大学講師)、宮崎篤徳(漁村研究者)、大井隆弘(三重大学助教)縣拓也(海の博物館学芸員) 

1120日(土)座談会「ボクらの漁村のミライ図#若手の若手#10年後#漁村」漁村をフィールドに活動、卒論、修論に取り組んだ20代の社会人による座談会。若い世代が2031年の漁村にむけた提言を行います。

918日より日程変更となりました。

1121()事例紹介「漁村の魅力-見つけ方/活かし方/残し方」
漁村をフィールドに研究・調査・実践活動を行う学者による連続講演会。全国各地の漁村の取り組みや活動紹介を通して鳥羽漁村の魅力にせまる。

時間:13時~17時 講演者:中村欣一郎(鳥羽の漁村)、下田元毅(三重県尾鷲市九鬼)友渕貴之(岩手県気仙沼市大沢)、青木佳子(和歌山県和歌山市加太)、佐藤布武(宮城県石巻市桃浦)、吉村真衣(三重県鳥羽市)

 
企画展『漂流海民トバリ族』 展示作家:ダダオ
漂流海民トバリ族 ダダオ
会 期
2021年7月17日(土)~9月26日(日)
★現在三重県に緊急事態宣言(8/27~9/30)がでているため臨時休館中です。会期途中ですが終了いたします。ご来館を予定されていた方には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解ください。             2022年1月23日~3月21日「漂流海民トバリ族∞INFINITY」展開催決定!
場 所
海の博物館 ギャラリー

 

   






今は昔、海の向こうからやってきた

津々浦々、民話や伝承に残る形跡

トバリ族の史料と作品が漂着する

 

私たちは時代の大きな転換期にいるという。しかし、一体どのような未来に向かうのだろうか。果てしない未来を考えた時、未知の古代にも想いを馳せる。神話や民話、和歌などは活字だけでは理解し得ない領域があり、現代の認識とは大きく異なるのかもしれない。絵や音などを作る行為は、見えない歴史に触れる手段のひとつだ。

 トバリ族は黒潮に乗り、時空を超えて漂流する。始まりの故郷とまだ見ぬ故郷を結ぶため、海を編み込んでいく。浜に着いた漂流物や貝殻を人が拾うように、トバリ族と人は出会う。

 創作物と収蔵品などの資料が混ざった展示空間から、海の民の歴史と未来への新たな発見に繋がるかもしれません。

ダダオ (グラフィックデザイナー)

CD・レコードのアートディレクションを中心に、多種多様な媒体のデザインを手がける。2014年からは伊勢鳥羽を拠点に活動。

特設サイト dadao.jp

Instagram  @dadao.jp

付属イベント① わたしのお守り 

7月31日(土)13:00~16:00 

参加費
1200円(入館料こみ) 
講 師
ダダオ 
場 所
ギャラリー2F 

展示場で解説後、小白浜へ行き漂着物を見つけます。それらを組み合わせて自分だけの海のお守りを作ります。その作品は会期中展示します。


定員/10名程度(要事前申込、小学生以上対象)持ち物/濡れてもよい靴、帽子、水分等

付属イベント ➁わたしのトバリ族

8月15日(日) ①11時~ ➁13時~ ③14時~ ④15時~

参加費
500円(入館料別)
講 師
ダダオ、まりな、梅田訓子
場 所
展示A棟

布に漂着物や貝がらをつけて、あやつり人形を作ります。完成したらトバリ族となって館内を歩いて遊びます。

定員/各時間帯4名(要事前申込者優先、小学生以上対象)

わたしのトバリ族

付属イベント③ トークショー「わたしの漂流と発見」

8月28日(土)毎日 13:00~14:30

参加費
1500円(入館料こみ)  
講演者
下道基行、山下陽光
場 所
映像ホール

 広大な海から漂流物を発見するように、まだ誰にも見つかっていない情報や物事に焦点を当てるトークショー
定員/30名程度(要事前申込み)


■下道基行
1978 年、岡山生まれ。2001 年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。写真や文章を表現手段に、モノ/コトの残り方/消え方や、目の前に広がる風景の在り方に興味を持ち、旅やフィールドワークをベースに、 数多くの展示や出版等で表現を続けている。香川県直島在住

 

■山下陽光
1977 年、長崎生まれ。高円寺の古着屋「素人の乱シランプリ」元店主。「途中でやめる」という名前の服を発表するかたわら、戦後原爆ドームの前に出来たアトム書房の調査など、インターネットに転がるユニークな情報を探り、現代に接続する様々な活動を行なっている。福岡県福岡市在住

 
伊勢志摩国立公園指定75周年記念特別展『海風薫る伊勢志摩みやげ』
伊勢志摩国立公園指定75周年記念特別展「海風薫る伊勢志摩みやげ
会 期
2021年4月29日(祝・木)~8月29日(日)
※会期中の休館日6月26日~30日
場 所
海の博物館 特別展示室

 

変化に富んだ美しい風景と伝統的な文化、慣習に彩られる伊勢志摩国立公園は、1946年に指定され、2021年で75周年を迎えます。開館50周年を迎えた当館の初代館長である石原円吉は、指定に大きく寄与したことから「伊勢志摩国立公園の父」と呼ばれており、海の博物館とも深い縁がある国立公園です。

指定後はもちろん、それ以前から伊勢参りや周辺の景観、さらに豊かな海の幸を楽しもうと、多くの人々が訪れ、伊勢志摩の海を満喫してきました。そこで購入する土産品は、旅行者や周囲の人々に当地域の海の魅力を伝える役割を果たしてきました。

そこで伊勢志摩地方の土産品を通じて、そこに反映された地域の海洋文化、景勝の美しさなどを感じ、それらを如何にして守ってゆけばよいか考えていただくべく、本展を企画しました。
 ※なお内容については、今後の新型コロナウイルスの流行状況を鑑みたうえで、変更となる場合があります。


ⅰ.海の幸あふれる伊勢みやげ

神宮のある伊勢は全国から多くの来訪者を集めてきたため、周辺の海からあがった海産物が運び込まれて旅人の需要を満たし、それらは伊勢の名物として認識され、「伊勢みやげ」と称されました。

ここでは参宮客に喜ばれた海の幸、伊勢御師が全国へもたらした海産物をテーマとし、海の資源をながく利用してきた歴史、海によって支えられてきた食文化などについて学んでいただきます。

ⅱ.パンフレットと絵葉書でめぐる伊勢志摩 

近代以降は印刷技術の発達とともに、色鮮やかなパンフレットや絵葉書が一般に広く流通し、伊勢志摩の海に惹かれた多くの人を当地へといざないました。

本章では明治から昭和初期にかけて、伊勢志摩地方を紹介するパンフレットや絵葉書、そこに掲載された多様な海の習俗を紹介するとともに、景観や自然などを保護・保全し、海の魅力を発信する役割も果たしてきた伊勢志摩国立公園のあゆみについても紹介します。

ⅲ.貝と真珠の伊勢志摩みやげ 

伊勢志摩地域ではかつて、真珠や貝を使った民芸品がみやげ品の定番として定着し、旅行者は当地域の住民と海が密接に関わってきたことを実感してきました。

ここでは美しくおもしろい貝細工・真珠細工の実物や、製造・加工道具を展示し、海からの恵みが当地域の産業・観光・経済を支え、伊勢志摩の海のイメージを作り上げてきたことを知っていただきたいと思います。


ⅳ.伊勢志摩みやげのいまとこれから

現代は旅行者の好みや旅のスタイルの変化、新型コロナの流行なども相まって、伊勢志摩でも環境に応じた新たなみやげが次々に登場しています。

本章では現代に親しまれている伊勢志摩のみやげ、近年登場してきた品のトレンドを紹介することにより、新たな伊勢志摩の海の魅力を伝え、今後の名物の開発などにも役立つような展示を目指します。



伊勢御師邸での料理再現
伊勢御師邸での料理再現

付属イベント ① 伊勢志摩国立公園フォトコンテスト

募集期間:2021年5月1日(土)~9月15日(水)

参加費
無料  
応募場所
海の博物館 

テーマ/「伊勢志摩国立公園の海」 景色や祭り、漁業など当地域の海に関連する写真をご応募ください。

サイズ/4ツ切(ワイド4ツ切)またはA4サイズ(プリント応募のみ)

*募集要項の詳細はこちらからご確認ください。
 
伊勢志摩国立公園フォトコンテスト応募要項PDF

*応募作品の裏面に、こちらからダウンロードした応募用紙を貼付してください
  伊勢志摩国立公園フォトコンテスト応募用紙PDF

付属イベント ② 真珠貝で貝細工をつくろう!

7月4日(日)1)11:00~12:00 2)13:30~14:30 

参加費
500円 
講 師
境一久(境工芸社)
場 所
体験学習室 

真珠養殖に使用されるきれいな貝殻からできたパーツを組み合わせて、オリジナルの模様や絵を作り、額装します
定員/各回10名(要事前申込、定員に達していなければ当日参加も可)

付属イベント ③真珠でブレスレットをつくろう

7月24日(土) 1)11:00~12:00 2)13:30~14:30

参加費
500円  
講 師
辻本波志武(ツジモト真珠) 
場 所
体験学習室

真珠の魅力や謎などあれこれ楽しいお話を聞きながら、真珠やそのほかのパーツを使って、世界に一つだけのブレスレットを作ります
定員/各回最大10名(15名以内にて3組まで、要事前申込

付属イベント④ 貝殻でマグネットつくり

7月25日(日)~8月22日(日)毎日 10:00~11:30 13:30~15:00

材料費
500円  
定 員
随時
講 師
体験学習室

貝殻やサンゴ、真珠の核など海のものを材料にして、マグネットを貼り付けた台紙の上に自由に作品を作ります。作品はすぐに持ち帰ることができ、冷蔵庫に貼るなどして普段から使用してもらうことができます。


主催:鳥羽市立海の博物館
共催:一般社団法人伊勢志摩国立公園協会
後援:伊勢市、志摩市、南伊勢町
特別協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
海の学びミュージアムサポート 日本財団 海と日本のPROJECT
石井 清写真展『Seaside Art~海辺の宝さがし』
石井清写真展 Seaside Art~海辺の宝さがし
会 期
2021年4月10日(土)~6月20日(日)
場 所
海の博物館 ギャラリー

石井さんにとって漁港にある何気ない景色や漁具、サビやゴミなどはすべて宝物。海辺の宝さがしを永遠のテーマに、作品作りに取り組まれています。漁港にある色彩や造形美を、石井さんならではの独特の視点でとらえた写真を展示します。

企画展「菅島 ~弓祭り・しろんご祭りにつどう島~」
菅島 ~ 弓祭り・しろんご祭りにつどう島
会 期
2020年12月31日(日)2021~3月31日(水)
場 所
海の博物館 特別展示室

 菅島は、鳥羽の港の東約3キロに位置し、島は東西に広く、南北に狭い細長い島です。島の総面積4.52、周囲(海岸線の長さ)13キロ、地形は最高峰237㍍の大山を中心に、サカデン山、ボシ山など200㍍級の山々が連なっており、集落は島の東北岸に密集、海岸線から根村谷、中村谷、東谷という3つの谷に沿って延びています。

 古くは海女漁や一本釣り漁が島の漁業の中心でしたが、近年はノリやワカメの養殖業も盛んに行われています。また、秋から冬にかけては北西の風がよく吹き、漁港周辺ではアラメやワカメ、アジ、ハギなどの海藻や魚介を干す素朴な風景がみられます。

 島には、古より多くのの年中行事が伝わっており、特に鳥羽・志摩を代表する海女の祭り「しろんご祭り」はひろく知られています。他に、正月11日の「船祝い」、17日の「弓祭り」、714日の「天王祭り」、831日の「じんじん船」などもおこなわれます。

日本に残るレンが造りとしては最古の菅島灯台、監的所跡、しろんごの浜などをめぐる遊歩道も整備され、島の観光名所を小学生が案内する「島っ子ガイド」が人気の島です。島の南部からは良質の「かんらん岩」がとれることから、昭和3年より採石作業が始められ、現在もその採石作業は続いています。

そんな菅島について「海女漁」や「一本釣り漁」の移り変わり、「年中行事」、「名所・旧跡」なども含めて、海の博物館に収蔵している資料や今回の展示を開催するにあたって収集した古写真などを使って紹介します。

自然とともに生きる海女とアーティスト 昔と今。石鏡町と神保町にダイブ!
Coexisting with Nature Ama Divers&Artists. Then & Now. Dive into Ijikacho and Jimbocho 

イベントチラシPDF  会場マップPDF
自然とともに生きる海女とアーティスト 昔と今。石鏡町と神保町にダイブ!Coexisting with Nature Ama Divers&Artists. Then & Now. Dive into Ijikacho and Jimbochoゾエ・ポーター/Zoe PORTER  after dive
会 期
2020年
7月18
日(土)~2021年3月31日(水)
アーティスト
,
ゾイ・ポーター/Zoe PORTER、リンダ・デニス/Linda DENNIS、荻野夕奈/OGINO Yuna、稲垣美侑/INAGAKI Miyuki、北村芽子/KITAMURA Meiko、大野愛子/ONO Aiko

鳥羽市石鏡町の海女と東京都千代田区神保町にある海女の浮世絵という伝統文化・芸術からインスピレーションを受けて制作した作品の展覧会です。

Exhibitions of artworks inspired by living culture of Ama divers of Ijikacho(Toba-city), and historical depictions of Ama in the Ukiyoe prints of Jimbocho(Chiyoda-ku,Tokyo)


3000年という長い歴史を持つ「海女」。

海女はなぜ、これほど長く漁を続けることができたのでしょうか?

今の時代、私たちが新しい生き方を探求するとき、自然の中で共同体を大切にし、持続可能な生活を送る海女たちから影響を受けた作品は、私たちに新しい気付きを与えてくれるかもしれません。

 

縄文遺跡から出土したアワビ殻やアワビオコシ、奈良時代の「万葉集」、平安時代の「枕草子」などから、その足跡をたどることができます。

時は流れ江戸時代、日本が誇る芸術として誕生した「浮世絵」にも海女が描かれました。江戸時代の浮世絵師たちは、類なる潜水技術を持つ海女に魅力を感じ、創造を膨らませ作品を制作しました。東京神保町の古書店には、海女が描かれた浮世絵が今もねむっています。

現代のアーティストたちは、鳥羽市石鏡町で、自然と寄り添いながら漁を続ける海女たちに出会い、何を感じるでしょうか?

 

With a history of over 3,000 years, why have Ama divers been able to continue for such a long time?

Are there new insights to be gained of ways to live with nature,by conveying the charms of Ama diver culture through artworks inspired by Ama related culture and art.

 

Ama culture can be traced through history from tools and abalone shells discovered from the Jomon era (14,000–300 BCE), and mentions in poems of "Manyoshu" of the Nara period (710-784) and "The Pillow Book" of the Heian period (794 to 1185).

Ama divers were also depicted in ukiyoe prints of the Edo period(1603 – 1868), and original prints of Ama can be discovered lying hidden in the rare bookstores of Tokyo’s Jimbocho.

In this project, what will the artists’ response be when they meet Ama divers in Ijikacho living in tune with the seasons, and when they see Edo period Ukiyoe prints in Jimbocho inspired by Ama divers of the past?

公式ホームページ https://touch-base-create.net/amadivers-and-artists/
インスタグラム https://www.facebook.com/amadivers.and.artists/
フェイスブック https://www.instagram.com/amadivers.and.artists/

浮世絵からみる海女 2016年実施した企画展です。


①石鏡町展示会場 Ijikacho Venues

2021年1月23日(土)~2021年3月31日(水)
海女の浮世絵にインスパイアされた平面作品を展示します

海の博物館ギャラリー

ゾイ・ポーター ama 大野愛子  リンダ・デニス 



②石鏡町展示会場 Ijikacho Venues

2021年1月23日(土)~2021年3月31日(水)
石鏡町の海女にインスパイアされたインスタレーション作品を展示します

石鏡町まちなか

荻野夕奈 リンダ・デニス  北村芽子   


③石鏡町展示会場 Ijikacho Venues

2020年7月18日(金)~2021年3月31日(水)
石鏡町の海女にインスパイアされた平面作品を展示します。

石鏡旅館組合
石鏡第一ホテル神俱良、いじか荘、新八屋、秀丸、芭新萃

荻野夕奈  稲垣美侑 リンダ・デニス 

 

神保町展示会場 Jimbocho Venues

2021年3月16日(火)~2021年3月31日(水)
海女の浮世絵とそれに関連する平面作品を展示します。

会場
ギャラリーそうめい堂、大屋書房、山田書店、五拾画廊、原書房

 

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