鳥羽市立 海の博物館 Toba Sea-Folk Museum 海女海道(南鳥羽)の憩いの空間

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海の博物館は、
特別展
特別展メインイメージ
2020年、海をテーマに、さまざまな特別展示や企画展を行っています。
特別展『あなたの知らない水産缶詰の世界』
あなたの知らない水産缶詰の世界
会 期
2020年9月18日(土)~12月13日(日)
※会期中の休館日はありません
場 所
海の博物館 特別展示室

 缶詰は比較的腐敗しやすい海産物を長く保存することができ、災害時の備蓄食としても大きな需要があります。一方、国内の魚食文化が縮小する近年において、サバ缶ブームに代表されるように、便利で美味しい水産缶詰は、備蓄食・保存食の枠を超えて、魚食の普及・復活の光明としても注目されています。質・量ともに豊かな海産物があがる志摩半島においても、自然と缶詰産業が営まれ、現代の教育の場においてもその伝統は受け継がれています。

 本展は志摩半島や全国的な缶詰製造の歴史と現状、当地域の水産高校における缶詰製造などへの取り組みについても紹介しつつ、日本全国のご当地缶詰や海外の珍しい缶詰なども多数展示します。海産物の魅力を再発見し、海洋資源の新たな利用、子どもたちへの海洋教育などについても考える機会とすべく企画しました。
 なお内容については、今後の新型コロナウイルスの流行状況を鑑みたうえで、変更となる場合があります。



1章 缶詰誕生の前夜 ~保存でながく魚食を楽しむ~

日本における缶詰製造は19世紀後半以降の比較的新しい保存技術であり、それ以前に日本では古来、多様で時に独自の保存方法を発達させてきました。本章では缶詰誕生の前段階として、干す・煮る(干物、煮干し)、燻す(鰹節)、しぐれ煮(アサリなど)・塩蔵・発酵(鮓)などによる、多彩な海産物の保存・加工方法について紹介します


2章 缶詰の歴史と技術  ~三重県の缶詰産業~

日本における缶詰製造は、1871年に長崎県においてイワシの油漬が試作されたことに始まるとされ、その後海外への輸出用や戦時での軍備食として重宝されるようになり、日本の豊かな海産物を世界に知らしめました。豊饒の海に面する三重県においても同様に、古くから各地で水産缶詰製造が盛んになり、東洋水産株式会社など当時日本を代表する水産会社も誕生しました。同社は海の博物館初代館長の二代・石原円吉の父である初代・石原円吉が創業し、現在の東洋製罐株式会社の創業者、高碕達之助氏を技師として招きました。
ここでは、水産缶詰産業の発達史を振り返ることにより、当地域の経済や日本の食を支えてきた水産業、海洋資源の重要性を理解できるようにします。


3章 現代の缶詰事情と魚食のこれから

本章では、日本全国のご当地水産缶詰や、世界各国で販売されている水産缶詰を一堂に会することで、各地の魚食文化や、その背景にある漁撈習俗についても興味をもっていただけるような展示にします。また当地域で水産加工品の生産について学び、製造もしている三重県立水産高校(志摩市)の取り組みについても紹介します。



水産缶詰缶詰のラベル

付属イベント ① 缶詰ラベルコンテスト

募集期間:8月4日(日)~10月25日(日)

参加費
無料  
応募場所
海の博物館 

博物館内にて、カツオ缶詰のラベルデザインを描いて応募してください。優秀賞は実際にラベル化して、貼り付けた缶詰を記念品として配布します。
賞:最優秀賞(1作品)・優秀賞(2作品)・三重県立水産高校賞(2点)

*商品券など副賞あり

結果発表:2020126()

下記の用紙をB5に印刷していただき、郵送で応募もしていただけます。
送料はご負担お願いします。

缶詰ラベルコンテスト応募用紙PDF

付属イベント ② 世界一くさい缶詰に挑戦!

10月10日(土)→ 11月1日(日)に変更 11:00~11:30 所要時間30分程度

参加費
無料(要入館料) 
場 所
海の博物館近くの広場 
 

10月10日「缶詰の日」を記念して、屋外にて世界一臭いと言われるシュールストレミングのにおいをかいでみましょう。

★台風の影響により、天候不良が予想されるため、実施日を11月1日に変更いたします。当日は11時に集合、水産缶詰の説明のあと、屋外の広場に移動し、体験してもらいます。

付属イベント ③カツオの解体ショーと商品販売

10月25日(日)と11月8日(日) 10:00~15:00
*カツオの解体ショーは11:00~と14:00~

参加費
無料  
講 師
三重県水産高校の生徒 
場 所
海の博物館敷地内

三重県立水産高等学校の生徒たちによるカツオの解体ショーと、学校での取り組み紹介、開発した商品の販売会をします

付属イベント④ オリジナル缶詰をつくろう!

11月22日(日)11:00~12:00 14:00~15:00

参加費
200円  
定 員
10名(事前予約要)
講 師
東洋食品工業短期大学職員


缶詰の構造や歴史などについてレクチャーしたのち、参加者が持ち寄ったものを缶詰に封じ込めて、タイムカプセルやプレゼントなどにも使える世界に一つだけの缶詰を制作します。


主催:鳥羽市立海の博物館
協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」、三重県水産高校
海の学びミュージアムサポート 日本財団 海と日本のPROJECT
矢田勝美展『船霊といのり』
矢田勝美 船霊といのり
会 期
2020年7月20日(月)~10月11日(日)
場 所
海の博物館 ギャラリー

「船霊様(ふなだまさま)は、漁師の身を守る船の神様。嵐の前触れや危険な場所に近づくと「船霊様と海へのいのり「チチチ・・・」などと鳴いて危険を知らせるともいわれています。神秘と魅惑に満ちた「船霊様」の博物館資料約20点とともに、斎藤緑雨文化賞ドキュメント賞受賞「いのちをつなぐ海のものがたり」の著者、矢田勝美の絵本のための船霊様原画や「いのり」をテーマに描いた平面作品を展示します。

企画展「菅島 ~弓祭り・しろんご祭りにつどう島~」
菅島 ~ 弓祭り・しろんご祭りにつどう島
会 期
2020年12月31日(日)2021~3月31日(水)
場 所
海の博物館 特別展示室

 菅島は、鳥羽の港の東約3キロに位置し、島は東西に広く、南北に狭い細長い島です。島の総面積4.52、周囲(海岸線の長さ)13キロ、地形は最高峰237㍍の大山を中心に、サカデン山、ボシ山など200㍍級の山々が連なっており、集落は島の東北岸に密集、海岸線から根村谷、中村谷、東谷という3つの谷に沿って延びています。

 古くは海女漁や一本釣り漁が島の漁業の中心でしたが、近年はノリやワカメの養殖業も盛んに行われています。また、秋から冬にかけては北西の風がよく吹き、漁港周辺ではアラメやワカメ、アジ、ハギなどの海藻や魚介を干す素朴な風景がみられます。

 島には、古より多くのの年中行事が伝わっており、特に鳥羽・志摩を代表する海女の祭り「しろんご祭り」はひろく知られています。他に、正月11日の「船祝い」、17日の「弓祭り」、714日の「天王祭り」、831日の「じんじん船」などもおこなわれます。

日本に残るレンが造りとしては最古の菅島灯台、監的所跡、しろんごの浜などをめぐる遊歩道も整備され、島の観光名所を小学生が案内する「島っ子ガイド」が人気の島です。島の南部からは良質の「かんらん岩」がとれることから、昭和3年より採石作業が始められ、現在もその採石作業は続いています。

そんな菅島について「海女漁」や「一本釣り漁」の移り変わり、「年中行事」、「名所・旧跡」なども含めて、海の博物館に収蔵している資料や今回の展示を開催するにあたって収集した古写真などを使って紹介します。

自然とともに生きる海女とアーティスト 昔と今。石鏡町と神保町にダイブ!
Coexisting with Nature Ama Divers&Artists. Then & Now. Dive into Ijikacho and Jimbocho 
イベントチラシPDF
自然とともに生きる海女とアーティスト 昔と今。石鏡町と神保町にダイブ!Coexisting with Nature Ama Divers&Artists. Then & Now. Dive into Ijikacho and Jimbochoゾエ・ポーター/Zoe PORTER  after dive
会 期
2020年
7月18
日(土)~2021年3月31日(水)
アーティスト
,
ゾイ・ポーター/Zoe PORTER、リンダ・デニス/Linda DENNIS、荻野夕奈/OGINO Yuna、稲垣美侑/INAGAKI Miyuki、北村芽子/KITAMURA Meiko、大野愛子/ONO Aiko

鳥羽市石鏡町の海女と東京都千代田区神保町にある海女の浮世絵という伝統文化・芸術からインスピレーションを受けて制作した作品の展覧会です。

Exhibitions of artworks inspired by living culture of Ama divers of Ijikacho(Toba-city), and historical depictions of Ama in the Ukiyoe prints of Jimbocho(Chiyoda-ku,Tokyo)


3000年という長い歴史を持つ「海女」。

海女はなぜ、これほど長く漁を続けることができたのでしょうか?

今の時代、私たちが新しい生き方を探求するとき、自然の中で共同体を大切にし、持続可能な生活を送る海女たちから影響を受けた作品は、私たちに新しい気付きを与えてくれるかもしれません。

 

縄文遺跡から出土したアワビ殻やアワビオコシ、奈良時代の「万葉集」、平安時代の「枕草子」などから、その足跡をたどることができます。

時は流れ江戸時代、日本が誇る芸術として誕生した「浮世絵」にも海女が描かれました。江戸時代の浮世絵師たちは、類なる潜水技術を持つ海女に魅力を感じ、創造を膨らませ作品を制作しました。東京神保町の古書店には、海女が描かれた浮世絵が今もねむっています。

現代のアーティストたちは、鳥羽市石鏡町で、自然と寄り添いながら漁を続ける海女たちに出会い、何を感じるでしょうか?

 

With a history of over 3,000 years, why have Ama divers been able to continue for such a long time?

Are there new insights to be gained of ways to live with nature,by conveying the charms of Ama diver culture through artworks inspired by Ama related culture and art.

 

Ama culture can be traced through history from tools and abalone shells discovered from the Jomon era (14,000–300 BCE), and mentions in poems of "Manyoshu" of the Nara period (710-784) and "The Pillow Book" of the Heian period (794 to 1185).

Ama divers were also depicted in ukiyoe prints of the Edo period(1603 – 1868), and original prints of Ama can be discovered lying hidden in the rare bookstores of Tokyo’s Jimbocho.

In this project, what will the artists’ response be when they meet Ama divers in Ijikacho living in tune with the seasons, and when they see Edo period Ukiyoe prints in Jimbocho inspired by Ama divers of the past?

公式ホームページ https://touch-base-create.net/amadivers-and-artists/
インスタグラム https://www.facebook.com/amadivers.and.artists/
フェイスブック https://www.instagram.com/amadivers.and.artists/

浮世絵からみる海女 2016年実施した企画展です。

石鏡町展示会場 Ijikacho Venues

2020年7月18日(金)①10:00~12:30 ②13:30~16:00 (各回先着20名)
各時間帯事前予約が必要です。所要時間30分~50分 午前の部は12時まで、午後の部は15時までにギャラリーにお越しください。

石鏡旅館組合
講 師

編み師203gow 編みクラゲを作ろう 

石鏡町展示会場 Ijikacho Venues

2020年7月18日(金)~2021年3月31日(水)
石鏡町の海女にインスパイアされた平面作品を展示します。

石鏡旅館組合
石鏡第一ホテル神俱良、いじか荘、新八屋、秀丸、芭新萃

 

神保町展示会場 Jimbocho Venues

2021年3月16日(火)~2021年3月31日(水)
海女の浮世絵とそれに関連する平面作品を展示します。

会場
ギャラリーそうめい堂、大屋書房、山田書店、五拾画廊、原書房

 

企画展「くらべてビックリ!!海のなかの大きなモノと小さなモノ」
くらべてビックリ!海のなかの大きなモノと小さなモノ
会 期
2020年5月25日(月)~9月6日(日) ※会期中の休館日2020年6月26日~6月30日
場 所
海の博物館 特別展示室

 広大な海には気候や地形、深度などに応じて多様な生態系が広がり、同じ仲間の生きものであっても大きさや形状はおどろくほど千差万別です。

 また豊かな海、海産物に恵まれた三重県では、目的とする獲物によって多彩な漁法・漁具が発達してきました。例えば大きな獲物や船団で大量に漁獲することを目的とする場合は基本的に大きな漁具、小さな生物や少量の漁獲であれば小さなものが使われます。形状が類似した道具であっても、往々にしてサイズには大きな違いがあります。

本展では、海の生きものや漁具の大きなものと小さなもの(または一般的なもの)を、模型や標本などを使い対比的に見せることにより、海の生物の多様性や、鳥羽の漁業の歴史、道具に様々な工夫を施してきた漁師の知恵などについて学んでいただくことができます
*現在発生している新型コロナウィルス感染拡大防止の為、会期が変更しております。

海の博物館・三重大学海女研究センター共催写真展『海女AMA~昭和の海女の記録』
海女AMA 昭和の海女の記録 三重大学海女研究センター
会 期
2020年1月12日(日)~6月25日(木)臨時休館3月2日~13日 会期延長
場 所
海の博物館 ギャラリー

 昭和46年海の博物館開館して以降、多くの民俗資料の収集とともに、記録写真も残してきました。しかし当時のフィルムは近年まで、紙焼きまたはネガ、ポジで保存されてきました。今後どんどん劣化していくことから、平成303月に三重大学海女研究センターが設立され、事業の一つとして海女のデジタルデータ化がスタートしました。その作業も一年以上経ち約15,000点がデジタルデータ化されました。  その甦った昭和の海女漁の様子や海女の祭り、普段の何気ない生活の記録写真をほんの一部ですが、みなさまに見ていただきたいと思います。

青の造形ー中央構造線上の漁村空間 中止
青の造形 中央構造線上の漁村空間
会 期
2020年4月11日(土)~7月5日(日) 会期中の休館日6月26~30日
場 所
海の博物館 ギャラリー

 本展覧会は,青石で空間が創られた漁村に着目し,三重県鳥羽市の離島,和歌山県和歌山市和歌浦湾域,愛媛県伊方町の3地域の漁村を建築学の側面から紹介するものです。これらの地域は中央構造線上に位置し,青石(緑色片岩)が多く露出することから,様々な青石の使われ方で漁村空間が形成されているのが特徴です。青石の創り出す漁村の街並みや路地,石垣,民家などを図面・写真・スケッチ・地形模型などで展示しながら,異なる地域で同じ素材がどのように使われているのか,その空間の類似性と差異性を見出しながら,各地域の漁村の魅力をご覧いただければと思います。同時に今後の漁村のまちづくりを様々な切り口から議論する講演会やシンポジウムも開催し,漁村の新たな方向性や価値観を共有する機会となることを企図しています。
主催:下田元毅,宮崎篤徳
共催:鳥羽市立海の博物館,三重大学 海女研究センター

【講演中止のお知らせ】
現在発生している新型コロナウィルス感染拡大防止の為,ご来場の皆さま及び関係者の健康と安全面を考慮した結果、4月11日(土)より始まる企画展「青の造形~中央構造線上の漁村空間」の講演会・座談会をすべて中止する判断をいたしました。
展覧会に関しても、現在関西の大学関係者が主催者であるため、無期限延期とさせていただきます。
展示開始の目処が立ち次第ご連絡させていただきます。詳細PDF
急なご案内となりご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



【講演会スケジュール】
●4月11日(土)講演会「建築家の翻訳力ー建築と漁村空間」漁村で建築作品をてがけた建築家を招いた講演会
時間:13時~16時30分 講演者:貝島桃代(建築家/アトリエ・ワン/筑波大学准教授)、湯谷紘介(建築家/湯谷建築設計)
●4月18日(土)学術座談会「漁村の展開力3(若手編)」漁村をフィールドに活動・卒論・修論をまとめた座談会
●4月19日(日)講演会「漁村空間の慣性力-鳥羽の離島」鳥羽の離島にフォーカスし、漁村の魅力を建築学から紹介する
時間:13時~16時50分 講演者:下田元毅(大阪大学助教)、宮崎篤徳(関西大学研究員)、大井隆弘(三重大学助教)
●5月9日(土)学術座談会「漁村の展開力1(学術編)」漁村をフィールドに研究、まちづくり活動を行う若手学者による公開研究会
●5月17日(土)まち歩き座談会「漁村の展開力2(まちづくり編)」菅島の景観について、レクチャーを受けながらまち歩きを行い菅島の魅力を体験する

講演会スケジュールPDF

★講演会のお申込みはFAXまたはお電話にてお願いします。
★講演会を複数参加される場合は、1回目のみ入館料をいただきます。
FAX用講演申込書PDF

特別展『坂手島~島を支えた伝統の一本釣り
坂手島 島を支えた伝統の一本釣り
会 期
2019年12月7日(土)~2020年3月31日(火)☆4月10日会期延期
※会期中の休館日2019年12月26日(木)~12月30日(月)・臨時休館日2020年3月2日(月)~13日(金)
場 所
海の博物館 特別展示室

 平成21990)年415日、海の博物館は坂手郷土資料保存会から1700点余りの漁撈用具などの寄贈をうけました。坂手郷土資料保存会は、昭和5111日から3日にかけて「坂手の漁具展」を開催、その開催のあいさつ文には「手作りの漁具やそれを作る道具を見ていると、坂手の一本釣の伝統を支えてきた人々の息吹きが感じられる。この漁具のひとつひとつが家族を養い、島の生活を支えてきたのである。だが、この漁具類も島から消えかかっている。ここ数年でほとんどなくなってしまうのではないだろうか。20年もすれば、どのような漁具を使って漁をしていたのか、わからなくなってしまうと思う。祖先が使ってきた漁具を、なるべく多く島に残したい。これが私たちの願いである。」とあります。

平成元年、海の博物館に新しく収蔵庫が完成したのを機に、昭和51年以降も収集を続け保存していた「坂手の漁具」を後世に残すため保存することになりました。1700点の資料は、坂手島でかつて盛んだった釣り漁に使われものが多く、他に突き漁や網漁に使われた漁具、生活の用具もあります。

 海の博物館に収蔵・保管されている坂手島関係資料と昔の坂手島の風景や人々を写した古写真を展示・紹介します。坂手島の歴史やそこに暮らした人々の姿、漁具に活かされている知恵や工夫をご覧いただればと思います。

●展示解説ツアー 
12月22日(日)11時~11時30分
1月12日(日)11時~11月30分
2月23日(日)11時~11時30分
3月22日(日)11時~11月30分
坂手島 銛 

坂手島 銛・鉤類等

坂手島 擬餌針等

坂手島 擬餌針等

坂手島航空写真(昭和41年)

昭和41年の坂手島航空写真

昭和33年ごろの坂手漁港

43 坂手漁港・テンマへ魚をうる漁師(昭和30年頃)

昭和30年頃 坂手漁港・テンマへ魚をうる漁師

北出正之写真展『鳥羽・祭人の祈り』
北出正之写真展
会 期
2019年10月5日(土)~1月5日(日)※会期中の休館日2019年12月26日(木)~12月30日(月)
場 所
海の博物館 ギャラリー

北出正之さんは、ここ10年の歳月、三重県内の祭りを撮り続けてきました。
人口の減少や高齢化など、急激に変化する地域社会の現状にあっても、幾多の祭りは住民の祈りや願いの拠りどころとして懸命に守り継がれていることを実感する一方で、社会の変化に耐えきれず、規模の縮小や簡略化に追い込まれるばかりか、存続が困難になったいくつかの祭りを目の当たりにしてきたと言われます。
今回、鳥羽市内に伝承される祭事を撮影された北出さんの躍動感あふれる写真をお楽しみください。

特別展
『クジラはアートだ!』
クジラはアートだ マッコウクジラ歯の彫刻
会 期
2019年7月13日~11月17日
※会期中の休館日はありません
場 所
海の博物館 特別展示室

クジラは大人にも子どもにも、広く、根強い人気があり、関心度の高い海の生きものの代表格と言っても。小型のハクジラ(イルカ)から20mを超える大型のヒゲクジラまで、美しい流線形の身体や雄大に泳ぐ姿、迫力のあるジャンプなどは人々の心をとらえてやみません。 

日本内外において古くから絵画や立体造形などのモチーフになり、骨やヒゲなど身体の部位は生活用品・嗜好品がつくられるなど、様々な形で表現・利用されてきました。

本展は浮世絵をはじめとした絵画や立体造形作品、クジラをかたどった民芸品、クジラを素材とした絵本や学習書などを展示し、特にヴィジュアル的な面から、子どもたちや海外の方でも感覚的・直感的に、クジラの魅力、面白さを知り、ひいては海に対する興味を深めていただけるよう企画しました。




ⅰ.地域の捕鯨とクジラへの感謝

伊勢湾から志摩半島か、熊野灘沿岸で営まれていた捕鯨の歴史や、生きものへの感謝と供養の祈りを込めた祭礼、全国のクジラの供養塔(クジラ塚)について、古文書や漁具、祭礼用具などを使って紹介します。

展示候補資料:鳥羽市相差天王祭のクジラ型こども神輿、鈴鹿市長太のクジラ張り子、捕鯨具、万祝、クジラ供養碑の拓本、捕鯨具(銛、鼻きり庖丁、火縄銃式の捕鯨銃ほか)捕鯨関連古文書 ほか

 

ⅱ.クジラを描く

   浮世絵や捕鯨絵巻、屏風図など実物の絵画作品を多数展示することで、ながきに渡り、クジラや海そのものが人の創作意欲をかき立て、見る人たちの心も魅了し続けてきたことを知っていただきたいと思います。

   展示候補資料:クジラを描いた日本画・洋画、浮世絵類、版画、国芳「宮本武蔵の鯨退治」顔出しパネル

 

ⅲ.クジラをかたどる

 クジラは立体造形・平面問わずに世界中でアート作品や民芸品等になっており、且つ日本では食用だけでなくヒゲや歯、骨、皮などが日用品や嗜好品、信仰用具など多方面で利用されてきました。これらの実物資料を多数展示することで、クジラのアートな魅力や、資源を無駄なく利用するする日本の文化を学んでいただくことができます。

展示候補資料:クジラを模した置物、彫刻、民芸品、立体アート作品

クジラのヒゲ・歯・骨などを使った彫刻・日用品(靴ベラ、枕ほか)・嗜好品(将棋のコマ、麻雀パイほか)・からくり人形・イルカの耳骨(布袋石)など信仰関連資料、食品パッケージ、切手 ほか

 

ⅳ.クジラで遊ぶ、クジラから学ぶ

捕鯨が行われていた地域や内陸部においても製造されてきた郷土玩具や、クジラが登場する絵本や学習ゲーム、戦前の教科書を展示します。子どもたちを大いに楽しませてきたクジラの魅力が感じられるとともに、クジラが先生になって、人とクジラの密接な関係や、生態の面白さ、海の食物連鎖など様々なことを教えてくれます。

   展示候補資料:クジラの郷土玩具、昭和初期以前の教科書・学習書に見るクジラ、クジラを題材にした現代の絵本、学習ゲーム

大漁鯨のにぎわひ  歌川国芳「大漁鯨のにぎわひ」歌川国芳

付属イベント ①シンポジウム「わたしがクジラを好きな理由(わけ)」

8月4日(日)13:00~15:30分

参加費
無料  
定 員
60名(要事前申込)
場 所
海の博物館 映像ホール

研究者・菟集者・アート作家、異なるそれぞれの立場から、なぜクジラに惹かれるのか、どのようなところが面白いのかをわかりやすく、多面的に語っていただきます。
クジラの研究/吉岡基氏(三重大学生物資源学部教授)、クジラグッズコレクション/永田由紀子氏(鯨文化交流会々長、くじらグッズコレクション展示室々長)、クジラアート/山田勇魚氏(美術作家)

シンポジウムチラシPDF

クジラアート

付属イベント ② あなたもクジラアーティスト

7月27日(土)10:00~12:00、13:00~15:00 所要時間30分程度 随時受付

参加費
300円 
場 所
海の博物館 体験学習室
講 師
ホエールアートミュージアム

小さな子どもたちでも気軽に、アーティスト気分になって楽しめるものづくり教室。お湯で温めるとやわらかくなる樹脂“おゆまる”を使って、クジラ・イルカ型のストラップを作ってもらいます。

付属イベント ③オリジナルクジラ風鈴を作ろう!

7月28日(日)13:00~14:30

参加費
500円  
定 員
20名(要事前申込) 
場 所
海の博物館 体験学習室

捕鯨が盛んであった和歌山県太地町の土産として人気のクジラ風鈴と壁掛けの絵付けを体験することにより、日本各地に根付き、訪れる人々の関心をひき続けてきた捕鯨の文化やクジラアートの魅力への理解を深めてもらいます。制作前に学芸員から日本人とクジラの関わりについて解説します。     協力:抱壷庵

クジラ風鈴 絵付け

付属イベント④ ミュージアムガイドとクジラつまみ食い

7月14日(日)11:00~11:30
9月23日(祝)11:00~11:30

参加費
無料  
定 員
20名(事前予約不要)
場 所
海の博物館 体験学習室
内容をより深く理解してもらうことができるよう、展示担当者が特別展を案内しながら解説します。また参加者にはクジラの竜田揚げ・房総の郷土食である干物(たれ)などを試食してもらいます。
クジラ ミュージアムガイド

付属イベント⑤ 料理教室「日本の食文化クジラを美味しく料理する」

9月7日(土)11:00~14:00

参加費
2,500円 
定 員
30名(8月1日より事前予約受付)
場 所
体験学習室
クジラを食べる文化は日本古来のものですが、近年その消費量は減少し、においなど肉にクセが強く苦手だというイメージも根強い。正しい下処理の方法、おいしい調理方法をプロから学ぶことによって、クジラ食の美味しさを知っていただければと思います。
講師:村林新吾(相可高校食物調理科)
クジラ料理

付属イベント料⑥ 講演「火縄銃でクジラがとれた?」

9月15日(日)13:00~15:00

参加費
無料 
定 員
60名(事前予約受付)
場 所
映像ホール

 江戸末期には火縄銃を用いて捕鯨をする計画が各地で持ち上がっており、近代的な捕鯨銃による捕鯨方法への転換期にあたる歴史を埋める存在として注目されています。
 日本における鯨漁の多様性や歴史を広く知ってもらうため、捕鯨用の火縄銃を中心に、実物を見て、参加者に触ってもらいながら、火縄銃の仕組みや魅力なども含め講師が解説します。

講師:澤田平氏(銃砲史研究家、堺鉄砲研究会)【開運なんでも鑑定団 鑑定士出演】
火縄銃でクジラがとれた 澤田平

主催:鳥羽市立海の博物館、白浜海洋美術館
共催:勇魚文庫、鯨と海女の研究室
後援:一般社団法人日本鯨類研究所
協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」、太地町立くじらの博物館
海の学びミュージアムサポート 日本財団 海と日本のPROJECT
過去 特別展&企画展&写真展