鳥羽市立 海の博物館 Toba Sea-Folk Museum 海女海道(南鳥羽)の憩いの空間

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海の博物館は、
特別展
特別展メインイメージ
海をテーマに、さまざまな特別展示や企画展を行っています。
春の企画展
『鳥羽の海のプランクトン~美しきミクロの世界
鳥羽の海のプランクトン
会 期
2018年4月14日(土)~2018年7月8日(日)
※会期中の休館日2016年6月26日(火)~6月30日(土)
場 所
海の博物館 特別展示室
”プランクトンは”水面または水中を浮遊する生物の総称です。ギリシア語で漂う・さまようを意味するPlanktosが語源とされています。
本展は、世界的な研究者で、かつアーティストでもあるクリスティアン・サルデ氏の写真を中心に構成します。地球外生命体かと思うようなゴカイ類や甲殻類の幼生、緑や黄色の宝石をちりばめたような珪藻類など、顕微鏡でミクロの世界の住民たちを写しだした作品には、ただ息をのむばかりです。

 今回はクリスティアン氏が鳥羽で調査・撮影した作品も多数展示します。海の豊かさを測る物差しは様々ですが、多彩で量も豊富な(赤潮やアオコが大発生するようでは困りますが)プランクトンが、食物連鎖の巨大なピラミッドを底辺でどっしりと支え、豊かな鳥羽の海の生態系や海産物、魚食を維持してくれています。人間との関わりで言えば、植物プランクトンは光合成により、大量の二酸化炭素を分解して酸素を放出し、海底へ沈んだ死骸は、長い時間を経て石油や天然ガスへと姿を変えます。わたしたちの日常生活は基底的に、プランクトンの助けを受けているわけです。本展で海の神秘に満ち溢れた小さな生命の姿をご覧いただき、鳥羽の海に暮らす生物の多様性や進化、人と海とのつながり、海洋環境などに関心を持つきっかけになれば幸いです。

付属イベント①

「鳥羽の海とプランクトンについて学ぼう!」

2018年6月9日(土)10:00~16:00(要予約)

集 合
鳥羽市立海の博物館     
協 力
名古屋大学附属菅島臨海研究所
参加費
無料(船着き場駐車場750円程度要)

船で菅島に行き、プランクトンの観察をします。また博物館では展示の見学とプランクトンの工作を通じて、鳥羽の海で育まれる小さな生命について学びます。 定員:20名(小学3年生以上対象)

鳥羽プランクトン

付属イベント②

「ミクロの世界をのぞいてみよう!」

2018年4月15日(日)・28日(日)・5月13日(日)
10:00~12:00、13:30~15:00(随時受付)

参加費
無料(要入館料
場 所
海の博物館 特別展示室

博物館近隣で採取した海水中のプランクトンを、顕微鏡などで観察します。

鳥羽プランクトン
日韓友好写真展『釜山の漁村1921~1991』
野田三千代 海藻おしばアート
会 期
2018年4月7日(金)~6月8日(金)
場 所
海の博物館 ギャラリー
昨今回釜山市にある海洋自然史博物館からの呼びかけで、写真の交換展示が実現しました。釜山博は、海洋自然史に関わる資料を収集し、保存し、調査研究し、また破壊されていく海洋環境や生物多様性の重要性についても発信する博物館で、海の博物館の考え方と非常によく似ています。今回貴重なお写真28枚をお借りし、韓国最長の河川洛東江と朝鮮海峡交わる漁業盛んな釜山市の1920年代から1970年代の漁村の姿を紹介します。また釜山博でも当館が所蔵する昭和50年代の大漁写真や漁村の子どもたちの写真を2/6~4/8まで展示しています。


釜山は、朝鮮半島の南東を流れる洛東江が海に注ぐ河口の港町です。人的交流や物流の拠点であり、このような環境の中で街は大きくなっていきました。洛東江流域の人々は、ここに根を張り、たくましく生き続けてきました。この展示では、洛東江に住む人たちの人生の物語を記録した所蔵写真を紹介します。写真は洛東江を背景とする漁村の姿が多く、1920年代から1970年代にわたるものが主です。渡し船を利用して様々な物資や人を運ぶ姿、亀浦の近くでシジミ姿がみられます。それほど豊ではない資源を利用しての生活でも、漁村民たちの顔には余裕が感じられます。これは、日本の漁村民の姿にも共通しているのではないでしょうか。彼らは自分たちの生業にプライドと情熱も持って日々を過ごしているように思えます。急迫な現代を生きる私たちに、過去の韓日漁村民たちの生き方は、また違う教訓と示唆を与えてくれます。 釜山市海洋自然史博物館より
鳥羽市立海の博物館開館記念特別展
『重要文化財になった鳥羽の漁具~江戸から昭和初期に使われた漁撈用具』
会 期
2017年11月10日(金)~2018年4月8日(日)
※会期中の休館日2017年12月26日(火)~12月30日(土)
場 所
海の博物館 特別展示室
海の博物館が、昭和44年(1969年)から収集・保存してきた三重県沿岸漁村の漁撈用具のうち、6879点の資料が昭和60年(1985年)4月「伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具」として、国の重要有形民俗文化財に指定されました。 文化財に指定された漁撈用具の多くは、三重県が明治14年(1881年)に開催された内国勧業博覧会に出品した「三重県水産図説」と明治16年(1883)に開催された「第一回水産博覧会」に出品した「三重県水産図解」に記録・描かれている漁撈用具に類似するもので、木や鉄、天然繊維などを材料に漁師さんをはじめ、鍛冶屋さんなどの職人の手作りによるものです。展示した資料は、鳥羽市内の漁村から収集した重要有形民俗文化財に指定された資料の一部です。江戸や明治の年代の記名がある用具、マグロの一本釣りに使った釣り針や銛、釣り糸や矢綱、ボラをとる麻糸などで作った網、タコやイカを釣る木や石などを利用した釣針、釣り糸や網糸を作る道具などは、現在では使われることはなく、絵図の中にみられるだけです。 平成29年(2017年)10月、海の博物館が鳥羽市立の博物館として新たな活動を開始することになり、それを記念して今回の特別展「重要文化財になった鳥羽の漁具」を企画・開催することにしました。江戸から明治、大正、昭和の時代に鳥羽の海に生きた人々が、魚介藻をとるため、経験を活かし、工夫を重ね、知恵を絞り、天然素材を材料に作り上げ、長い年月にわたり使い続けてきた「江戸から昭和初期に使われた漁撈用具」をご見学ください。

シビツキ

ツムギとテシロ

ホビツ

アバリツボとアバリ

昭和33年ごろの坂手漁港

網の修繕

リンダ・デニス展「On Touch: The Sea of MIE~三重の海に触れて」
リンダ・デニス 漁網アートリンダ・デニス 漁網アート
会 期
2018年2月3日(土)~5月12日(土)
アーティスト
リンダ・デニス
主 催
鳥羽市観光協会
協 力
タケムラ有限会社
オーストラリア出身で、現在、女子美術大学で教鞭をとりながら、”TOUCH”(タッチ)をテーマに作品作りに取り組んでいるリンダさんは、4年前より三重県の紀北町長島にて、漁網に出会い、手作業で網を編む体験をし、網は多くのより合わせた糸で作られ、そこに人間の絆を感じたといいます。それ以来漁網を使って、触れることのできる大きな作品作りに取り組んでいます。今回海の博物館の敷地内に新作1点とほか3点を展示します。
Australian artist, Linda Dennis, presently teaching at Joshibi University of Art & Design, is making artworks based on the theme of “Touch”. 4 years ago when visiting Kii-Nagashima in Kihoku-cho, Mie Prefecture, after encountering fishing nets and experiencing hand sewing them, she imagined the bonds between people through the many interwoven threads.From then on, she has been making large works from net, which can be touched.

ワークショップ

「海に優しい:石鹸ネット~漁網で作る手作り体験」

2018年4月1日(日)①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~(各回先着10名)

参加費
500円(入館料別)
講 師
リンダ・デニス(現代アーティスト)

リンダ・デニス 漁網石鹸ネット作り 昭和の時代には家の水道にぶら下がっていた石鹸の入ったネット。無駄なく最後まで石鹸を使い切ることができます。その石鹸ネットを漁網で作るワークショップです。リンダさんにかかると石鹸ネットもおしゃれなアイテム、所要時間は約30分、ぜひご参加ください。

過去 特別展&企画展&写真展