鳥羽市立 海の博物館 Toba Sea-Folk Museum 海女海道(南鳥羽)の憩いの空間

| ENGLISH | CHINESE | KOREA |
海の博物館は、
特別展
特別展メインイメージ
2019年、海をテーマに、さまざまな特別展示や企画展を行っています。
企画展『漁村コレクション ギョコレ!~海辺のおしゃれ』
漁村コレクション ギョコレ 海辺のおしゃれ
会 期
2019年4月19日(金)~2019年7月7日(日)
※会期中の休館日は6月26日~30日
場 所
海の博物館 特別展示室

服は身を飾り、保護するだけでなく、身につける人の志向や生活スタイルなどがあらわれ、仕事着にはその職業ならではの機能美が備わることもあります。例えばドンザと呼ばれる漁師が防寒着にした木綿の着物には、生地を丈夫にし、補修するために刺し子が施され、時には芸術的な文様を作り出すこともありました。
 ”ハレ”の場である祭礼においては、自然の恵みと厄災をもたらす神へのおごそかな祈りを、白装束であらわすこともあれば、色とりどりで華美な装束・道具を用いて海神を喜ばせようとする場合があります。そこには長年をかけ育まれてきた、人と神仏との関係性や自然に対する意識が垣間見れます。
 本展は、漁村における”ハレ”と”ケ”の場(生業・日常生活・祭礼)に使用された数多くの衣類を通じ、海辺で暮らす人びとの生活の様子と、その移り変わりを知っていただくべく企画しました。


①漁師のよそおい

  ドンザ、ワタイレ、ジバンほか漁師の装束(男性・女性)
海女の装束(イソテヌグイ、イソギ、イソナカネ、ウェットスーツ)

ヒキマワシ(道具を入れる小袋)、アバリツボのうち装飾をほどこしたもの

②くらしの衣服

  男性の普段着・野良着
女性たちの日常着・野良着
子どもの装束、戦時中の学童用品
消防団の装束、商家前掛け、法被など職業やそのほかの暮らしにかかわる装束

③祭りのいろどり

  大漁を記念して関係者に配布する着物の”万祝”、初節句の祝い織。
博物館所蔵の鳥羽市、志摩市内祭礼・儀式衣装(坂手島棒練り、二船祭り漕ぎ手装束と練習用装束、トトツリアイ若衆装束)
松阪市猟師町:かんこ踊り装束、紀北町島勝浦:カマス祭り三番叟装束、尾鷲市梶賀浦:ハラソ祭り羽刺装束、熊野市:木本祭り六法行列ヤッコ装束


企画展『第五福竜丸』
第五福竜丸
会 期
2019年4月12日(金)~6月25日(火)
場 所
海の博物館 ギャラリー

4月にリニューアルオープンした東京都立第五福竜丸展示館より、第五福竜丸を紹介した展示パネル、当時使われていたガイガーカウンターや死の灰をお借りし展示します。また当館が所蔵する元乗組員大石又七氏が制作した第五福竜丸の模型や海図も合わせて紹介します。





【ビキニ事件・第五福竜丸のひばく】

第五福竜丸は195431日、アメリカがマーシャル諸島ビキニ環礁でおこなった水爆実験に遭遇、放射性降下物「死の灰」をあびて被ばくしました。乗組員23人は急性放射線障害で入院、第五福竜丸のマグロは放射能に汚染されていたため廃棄されましたが、南の海から戻るたくさんの漁船からも汚染マグロがみつかり大騒ぎとなりました。アメリカはこのとき6回の水爆実験をおこないましたが、5月半ばからは全国各地に放射能で汚染された雨がふり実験中止、原水爆反対の声がひろがりました。被ばくから半年後には、無線長の久保山愛吉さんが40歳で亡くなりました。
特別展
『クジラはアートだ!』
クジラはアートだ マッコウクジラ歯の彫刻
会 期
2019年7月13日~11月17日
※会期中の休館日はありません
場 所
海の博物館 特別展示室

クジラは大人にも子どもにも、広く、根強い人気があり、関心度の高い海の生きものの代表格と言っても。小型の歯クジラ(イルカ)から20mを超える大型のヒゲクジラまで、美しい流線形の身体や雄大に泳ぐ姿、迫力のあるジャンプなどは人々の心をとらえてやみません。 

日本内外において古くから絵画や立体造形などのモチーフになり、骨やヒゲなど身体の部位は生活用品・嗜好品がつくられるなど、様々な形で表現・利用されてきました。

本展は浮世絵をはじめとした絵画や立体造形作品、クジラをかたどった民芸品、クジラを素材とした絵本や学習書などを展示し、特にヴィジュアル的な面から、子どもたちや海外の方でも感覚的・直感的に、クジラの魅力、面白さを知り、ひいては海に対する興味を深めていただけるよう企画しました。




ⅰ.地域の捕鯨とクジラへの感謝

伊勢湾から志摩半島か、熊野灘沿岸で営まれていた捕鯨の歴史や、生きものへの感謝と供養の祈りを込めた祭礼、全国のクジラの供養塔(クジラ塚)について、古文書や漁具、祭礼用具などを使って紹介します。

展示候補資料:鳥羽市相差天王祭のクジラ型こども神輿、鈴鹿市長太のクジラ神輿、捕鯨具、万祝、クジラ供養碑の拓本、捕鯨具(銛、鼻きり庖丁、ボンブランス式捕鯨銃ほか)捕鯨関連古文書 ほか

 

ⅱ.クジラを描く

   浮世絵や捕鯨絵巻、屏風図など実物の絵画作品を多数展示しすることで、ながきに渡り、クジラや海そのものが人の創作意欲をかき立て、見る人たちの心も魅了し続けてきたことを知っていただきたいと思います。

   展示候補資料:クジラを描いた日本画・洋画、浮世絵類、版画、国芳「宮本武蔵の鯨退治」顔出しパネル

 

ⅲ.クジラをかたどる

 クジラは立体造形・平面問わずに世界中でアート作品や民芸品等になっており、且つ日本では食用だけでなくヒゲや歯、骨、皮などが日用品や嗜好品、信仰用具など多方面で利用されてきました。これらの実物資料を多数展示することで、クジラのアートな魅力や、資源を無駄なく利用するする日本の文化を学んでいただくことができます。

展示候補資料:クジラを模した置物、彫刻、民芸品、立体アート作品

クジラのヒゲ・歯・骨などを使った彫刻・日用品(靴ベラ、枕ほか)・嗜好品(将棋のコマ、麻雀パイほか)・からくり人形・イルカの耳骨(布袋石)など信仰関連資料、食品パッケージ、切手 ほか

 

ⅳ.クジラで遊ぶ、クジラから学ぶ

捕鯨が行われていた地域や内陸部においても製造されてきた郷土玩具や、クジラが登場する絵本や学習ゲーム、戦前の教科書を展示します。子どもたちを大いに楽しませてきたクジラの魅力が感じられるとともに、クジラが先生になって、人とクジラの密接な関係や、生態の面白さ、海の食物連鎖など様々なことを教えてくれます。

   展示候補資料:クジラの郷土玩具、昭和初期以前の教科書・学習書に見るクジラ、クジラを題材にした現代の絵本、学習ゲーム

大漁鯨のにぎわひ  歌川国芳「大漁鯨のにぎわひ」歌川国芳

付属イベント ①シンポジウム「わたしがクジラを好きな理由(わけ)」

8月4日(日)13:00~15:30分

参加費
無料  
定 員
60名(要事前申込)
場 所
海の博物館 映像ホール

研究者・菟集者・アート作家、異なるそれぞれの立場から、なぜクジラに惹かれるのか、どのようなところが面白いのかをわかりやすく、多面的に語っていただきます。
クジラの研究/吉岡基氏(三重大学生物資源学部教授)、クジラグッズコレクション/永田由紀子氏(鯨文化交流会々長、くじらグッズコレクション展示室々長)、クジラアート/山田勇魚氏(美術作家)

クジラアート

付属イベント ② あなたもクジラアーティスト

7月27日(土)10:00~12:00、13:00~15:00 所要時間30分程度 随時受付

参加費
300円 
場 所
海の博物館 体験学習室
講 師
ホエールアートミュージアム

小さな子どもたちでも気軽に、アーティスト気分になって楽しめるものづくり教室。お湯で温めるとやわらかくなる樹脂“おゆまる”を使って、クジラ・イルカ型のストラップを作ってもらいます。

付属イベント ③オリジナルクジラ土鈴を作ろう!

7月28日(日)13:00~15:30

参加費
500円  
定 員
20名(要事前申込) 
場 所
海の博物館 体験学習室

捕鯨が盛んであった地域の土産として定番の土鈴や笛(オカリナ)制作を体験することにより、日本各地に根付き、訪れる人々の関心をひき続けてきた捕鯨の文化やクジラアートの魅力への理解を深めてもらいます。制作前に学芸員から日本人とクジラの関わりについて解説します。     協力:抱壷庵

クジラ土鈴

付属イベント④ ミュージアムガイドとクジラつまみ食い

7月14日(日)11:00~11:30
9月23日(祝)11:00~11:30

参加費
無料  
定 員
20名(事前予約不要)
場 所
海の博物館 体験学習室
内容をより深く理解してもらうことができるよう、展示担当者が特別展を案内しながら解説します。また参加者にはクジラの竜田揚げ・房総の郷土食である干物(たれ)などを試食してもらいます。
クジラ ミュージアムガイド

付属イベント⑤ 料理教室「日本の食文化クジラを美味しく料理する」

9月7日(土)11:00~14:00

参加費
2,500円 
定 員
30名(8月1日より事前予約受付)
場 所
体験学習室
クジラを食べる文化は日本古来のものですが、近年その消費量は減少し、においなど肉にクセが強く苦手だというイメージも根強い。正しい下処理の方法、おいしい調理方法をプロから学ぶことによって、クジラ食の美味しさを知っていただければと思います。
講師:村林新吾(相可高校食物調理科)
クジラ料理

付属イベント料⑥ 講演「火縄銃でクジラがとれた?」

9月15日(日)13:00~15:00

参加費
無料 
定 員
60名(事前予約受付)
場 所
映像ホール

 江戸末期には火縄銃を用いて捕鯨をする計画が各地で持ち上がっており、近代的な捕鯨銃による捕鯨方法への転換期にあたる歴史を埋める存在として注目されています。
 日本における鯨漁の多様性や歴史を広く知ってもらうため、捕鯨用の火縄銃を中心に、実物を見て、参加者に触ってもらいながら、火縄銃の仕組みや魅力なども含め講師が解説します。

講師:澤田平氏(銃砲史研究家、堺鉄砲研究会)【開運なんでも鑑定団 鑑定士出演】


主催:鳥羽市立海の博物館、白浜海洋美術館
共催:勇魚文庫、鯨と海女の研究室
後援:一般社団法人日本鯨類研究所
助成:船の科学館・海の学びミュージアムサポート
編み師203gow企画展「鳥羽の編んだ~SEAわ~るど」
編み師203gow 鳥羽の編んだ~SEAわーるど編み師203gow
会 期
2019年7月5日(金)~9月29日(日)
アーティスト
編み師203gow
世の中すべて編み物にみえ、なんでも編んでしまう編み師203gowさん。海の博物館のギャラリーに編み物で鳥羽の海を再現していただきます!


ワークショップ 「ミニミニあみたまクラゲを作ろう!」

2019年8月23日(金)①10:00~12:30 ②13:30~16:00 (各回先着20名)
各時間帯事前予約が必要です。所要時間30分~50分 午前の部は12時まで、午後の部は15時までにギャラリーにお越しください。

参加費
1000円(入館料こみ)
講 師
編み師203gow(現代アーティスト)

編み師203gow 編みクラゲを作ろう 

特別展『鳥羽の離島~坂手島』(仮称)
坂手島
会 期
2019年12月ごろ予定
※会期中の休館日2017年12月26日(火)~12月30日(土)
場 所
海の博物館 特別展示室
鳥羽市の離島坂手島にのこる古写真など

アバリツボとアバリ

昭和33年ごろの坂手漁港

網の修繕

過去 特別展&企画展&写真展