鳥羽市立 海の博物館 Toba Sea-Folk Museum 海女海道(南鳥羽)の憩いの空間

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海の博物館は、
特別展
特別展メインイメージ
過去の特別展示や企画展を行っています。
境 一久作品展『貝の華~志摩に伝わる伝統の技』終了しました
こまったときのタコだのみ まちを元気に、タコに願いを
会 期
2018年12月7日(土)~2019年1月27日(日)
※会期中の休館日は12/26~12/30
場 所
海の博物館 ギャラリー

貝の華、志摩地方は真珠発祥の地、真珠の産地です。その真珠を生み出すアコヤ貝の貝殻は、美しい真珠層で形成されていることから、貝細工の主要な素材として使われてきました。かつては志摩にもたくさんの貝細工工房がありましたが、職人の高齢化に伴い、今では境一久さんが志摩で唯一の貝細工職人となりました。G7伊勢志摩サミットにおいて、志摩市からG7参加加盟国首脳に対し、境氏制作の貝細工美術額「鶴二羽亀二匹」と本真珠付真珠箸が贈呈され喜ばれたそうです。古来よりある螺鈿とは違う技術で、真珠層を立体的に表現する貝細工の世界をお楽しみいただければと思います

企画展『神島~つながり、つむぐ、海村のくらし』終了しました
こまったときのタコだのみ まちを元気に、タコに願いを
会 期
2018年12月1日(土)~2019年2月17日(日)
※会期中の休館日は12/26~12/30
場 所
海の博物館 特別展示室

伊勢湾口に浮かぶ周囲3.9㎞、面積0.76km2の小さな島“神島”。三重県鳥羽市に属しますが、地理的には愛知県の渥美半島に近く、人口は現在350人ほどです。三島由紀夫の代表作「潮騒」の舞台(小説内では歌島)としても知られる風光明媚な離島で、豊かな自然、人間同士の繋がり、恩恵をもたらしてくれる海への感謝を示す儀礼・祭礼が、長い歴史のなかで受け継がれてきました。一方で、多分に漏れず漁業をはじめとした産業の衰退、人口の減少・高齢化などの課題も多く、存続の危機にある祭礼もあります。

本展は、鳥羽市の小さな離島をフィールドに、むかしから変わらないもの、変わってしまったもの、失われつつあるものを多くの資料から概観することによって、日本人古来の自然と共に生きる暮らし方を再認識するとともに、今後の離島振興策を考える機会とするべく、企画しました。

阪本博文写真展『働く漁村シリーズ①~③』終了しました
阪本博文
会 期
①2018年6月10日(日)~7月20日(金) 神島のタコ漁、②10月6日(土)~12月5日(水)和具のイセエビ漁、③2月2日(土)~3月31日(日)石鏡の海藻
場 所
海の博物館 ギャラリー

三重県に残る消えつつあるとはいえ、まだ三重の海岸線には、漁や港に関連した海の祭りが多く残り、時季々々に行事が行われています。三重県伊勢市出身の写真家阪本博文氏が撮りつづけている漁村の写真から、今年度3回にわたり、鳥羽・志摩の小さな漁村で海女さんや漁師さんが格闘する漁の様子を紹介します。

阪本博文 和具のイセエビ漁阪本博文 石鏡海藻 ヒジキ

特別展
『こまったときのタコだのみ!~まちに元気に、タコに願いを』終了しました
こまったときのタコだのみ まちを元気に、タコに願いを
会 期
2018年7月14日(土)~2018年11月25日(日)
※会期中の休館日はありません
場 所
海の博物館 特別展示室

西洋では”悪魔のサカナ”として嫌われることも多いタコですが、日本においては古くから食されてきた、食卓でもなじみの深い生きものです。高タンパク低カロリーで、肝機能の維持に効果があるとされるタウリンや、免疫力を高める亜鉛などを含、人の体を元気にしてくれます。
 食べてうれしいだけでなく、全国的にタコ薬師やタコ神、タコ地蔵などが存在し、タコを信仰し、願掛けをする風習が、現在も根強く残っています。さらに近年では、”置くとパス”(=オクトパス=受験の願掛け)や”多幸”(=開運祈願)などのキーワードと、ユーモラスな形態も相まって、モニュメントやキャラクターデザインなど地域振興に利用されており、タコ信仰・祈願および活用は拡大し続けています。
不思議な形態から恐れ、訝しがられながらも信仰と関心を集め続ける、ミステリアスな海の生きもの、タコに対する日本人の視線を多面的にとらえることによって、人と海の生物との密接なかかわりを感じ取っていただくことができるよう本展を企画しました。

企画展
魚譜画家 長嶋祐成作品展『三重・暮らしのさかな~海民が愛した姿をたどる』終了しました
魚譜画家 長嶋祐成
会 期
2018年7月22日(日)~9月30日(日)
場 所
海の博物館 ギャラリー

大阪出身、現在石垣島に暮らす長嶋祐成氏による三重県の魚の原画展を開催します。自身を「魚譜画家」と称し、魚や水生生物を描いています。幼いころより、魚の姿に魅せられ、魚類の水の中での身のこなしや目や鱗のきらめき、釣り上げられたときの躍動感、感動をそのまま描いています。
今回の展示では、三重県でなじみ深く、生活のなかに密接した魚たちの姿を紹介します。


長嶋祐成プロフィール
1983年大阪生まれ。京都大学総合人間学部卒。現代思想を専攻。
卒業後、思想と社会の接点を模索して服飾専門学校に進学、クリエイティブを学ぶ。
同卒業後はアーティストブランドに勤務したのち、広告・コミュニケーションの業界へ転職。7年間ディレクターを勤める。その傍らおこなっていた画業を2016年4月からは本業とし、石垣島へ移住。

春の企画展
『鳥羽の海のプランクトン~美しきミクロの世界』
鳥羽の海のプランクトン
会 期
2018年4月14日(土)~2018年7月8日(日)
※会期中の休館日2017年12月26日(火)~12月30日(土)
場 所
海の博物館 特別展示室
”プランクトンは”水面または水中を浮遊する生物の総称です。ギリシア語で漂う・さまようを意味するPlanktosが語源とされています。
本展は、世界的な研究者で、かつアーティストでもあるクリスティアン・サルデ氏の写真を中心に構成します。地球外生命体かと思うようなゴカイ類や甲殻類の幼生、緑や黄色の宝石をちりばめたような珪藻類など、顕微鏡でミクロの世界の住民たちを写しだした作品には、ただ息をのむばかりです。

 今回はクリスティアン氏が鳥羽で調査・撮影した作品も多数展示します。海の豊かさを測る物差しは様々ですが、多彩で量も豊富な(赤潮やアオコが大発生するようでは困りますが)プランクトンが、食物連鎖の巨大なピラミッドを底辺でどっしりと支え、豊かな鳥羽の海の生態系や海産物、魚食を維持してくれています。人間との関わりで言えば、植物プランクトンは光合成により、大量の二酸化炭素を分解して酸素を放出し、海底へ沈んだ死骸は、長い時間を経て石油や天然ガスへと姿を変えます。わたしたちの日常生活は基底的に、プランクトンの助けを受けているわけです。本展で海の神秘に満ち溢れた小さな生命の姿をご覧いただき、鳥羽の海に暮らす生物の多様性や進化、人と海とのつながり、海洋環境などに関心を持つきっかけになれば幸いです。

日韓友好写真展『釜山の漁村1921~1991』終了しました
釜山の漁村
会 期
2018年4月7日(金)~6月8日(金)
場 所
海の博物館 ギャラリー

昨今回釜山市にある海洋自然史博物館からの呼びかけで、写真の交換展示が実現しました。釜山博は、海洋自然史に関わる資料を収集し、保存し、調査研究し、また破壊されていく海洋環境や生物多様性の重要性についても発信する博物館で、海の博物館の考え方と非常によく似ています。今回貴重なお写真28枚をお借りし、韓国最長の河川洛東江と朝鮮海峡交わる漁業盛んな釜山市の1920年代から1970年代の漁村の姿を紹介します。また釜山博でも当館が所蔵する昭和50年代の大漁写真や漁村の子どもたちの写真を2/6~4/8まで展示しています。

釜山は、朝鮮半島の南東を流れる洛東江が海に注ぐ河口の港町です。人的交流や物流の拠点であり、このような環境の中で街は大きくなっていきました。洛東江流域の人々は、ここに根を張り、たくましく生き続けてきました。この展示では、洛東江に住む人たちの人生の物語を記録した所蔵写真を紹介します。写真は洛東江を背景とする漁村の姿が多く、1920年代から1970年代にわたるものが主です。渡し船を利用して様々な物資や人を運ぶ姿、亀浦の近くでシジミ姿がみられます。それほど豊ではない資源を利用しての生活でも、漁村民たちの顔には余裕が感じられます。これは、日本の漁村民の姿にも共通しているのではないでしょうか。彼らは自分たちの生業にプライドと情熱も持って日々を過ごしているように思えます。急迫な現代を生きる私たちに、過去の韓日漁村民たちの生き方は、また違う教訓と示唆を与えてくれます。 釜山市海洋自然史博物館より。

鳥羽市立海の博物館開館記念特別展
『重要文化財になった鳥羽の漁具~江戸から昭和初期に使われた漁撈用具』
会 期
2017年11月10日(金)~2018年4月8日(日)
※会期中の休館日2017年12月26日(火)~12月30日(土)
場 所
海の博物館 特別展示室
海の博物館が、昭和44年(1969年)から収集・保存してきた三重県沿岸漁村の漁撈用具のうち、6879点の資料が昭和60年(1985年)4月「伊勢湾・志摩半島・熊野灘の漁撈用具」として、国の重要有形民俗文化財に指定されました。 文化財に指定された漁撈用具の多くは、三重県が明治14年(1881年)に開催された内国勧業博覧会に出品した「三重県水産図説」と明治16年(1883)に開催された「第一回水産博覧会」に出品した「三重県水産図解」に記録・描かれている漁撈用具に類似するもので、木や鉄、天然繊維などを材料に漁師さんをはじめ、鍛冶屋さんなどの職人の手作りによるものです。展示した資料は、鳥羽市内の漁村から収集した重要有形民俗文化財に指定された資料の一部です。江戸や明治の年代の記名がある用具、マグロの一本釣りに使った釣り針や銛、釣り糸や矢綱、ボラをとる麻糸などで作った網、タコやイカを釣る木や石などを利用した釣針、釣り糸や網糸を作る道具などは、現在では使われることはなく、絵図の中にみられるだけです。 平成29年(2017年)10月、海の博物館が鳥羽市立の博物館として新たな活動を開始することになり、それを記念して今回の特別展「重要文化財になった鳥羽の漁具」を企画・開催することにしました。江戸から明治、大正、昭和の時代に鳥羽の海に生きた人々が、魚介藻をとるため、経験を活かし、工夫を重ね、知恵を絞り、天然素材を材料に作り上げ、長い年月にわたり使い続けてきた「江戸から昭和初期に使われた漁撈用具」をご見学ください。
『海を彩る海藻の森~SEAWEEDS ART』野田三千代作品展
野田三千代 海藻おしばアート
会 期
2018年2月2日(金)~4月1日(日) 終了しました
場 所
海の博物館 ギャラリー
海藻といえばワカメやノリ、ヒジキのように食べる海藻がすぐ頭に思い浮かぶと思います。しかしみなさんが目にする海藻はひと握り、海の中には緑藻類、褐藻類、紅藻類と色もざまざま、多種多様です。日本の海だけでも、1500種を超える海藻がはえていると言われています。海藻の形の面白さや色彩の豊かさ、海藻の持つ意外性に着目し、アートの域まで仕上げたのが、静岡県伊豆市で活動されている野田三千代さんです。野田さんは、海藻おしば協会の会長も務め、海藻の持つ美しさを伝えるとともに、海藻を通じて海の役割や環境問題について考えるきっかけになればと活動を続けています。身近な海藻から作られるアートな世界、海藻の魅力をお楽しみください。
リンダ・デニス展「On Touch: The Sea of MIE~三重の海に触れて」
リンダ・デニス 漁網アート
会 期
2018年2月3日(土)~5月12日(土) 終了しました
場 所
海の博物館 屋外
オーストラリア出身で、現在、女子美術大学で教鞭をとりながら、”TOUCH”(タッチ)をテーマに作品作りに取り組んでいるリンダさんは、4年前より三重県の紀北町長島にて、漁網に出会い、手作業で網を編む体験をし、網は多くのより合わせた糸で作られ、そこに人間の絆を感じたといいます。それ以来漁網を使って、触れることのできる大きな作品作りに取り組んでいます。今回海の博物館の敷地内に新作1点とほか3点を展示します。
Australian artist, Linda Dennis, presently teaching at Joshibi University of Art & Design, is making artworks based on the theme of “Touch”. 4 years ago when visiting Kii-Nagashima in Kihoku-cho, Mie Prefecture, after encountering fishing nets and experiencing hand sewing them, she imagined the bonds between people through the many interwoven threads.From then on, she has been making large works from net, which can be touched.