企画展「サメはこわい?おいしい?役に立つ?」


【会 期】2015年9月12日(土)~2016年1月11日(祝)
【場 所】海の博物館 特別展示室    

   

  サメは海で人を襲う生物というイメージが強くもたれており、実際、潜水作業をする志摩半島の海女たちも伝統的にサメを恐れ、難を避けるための祭礼なまじないが今も多く残ります。
  一方で、古来日本人はサメを食し、その肉はかまぼこや干物(サメのタレ)になるなど、三重県沿岸でも盛んに加工・消費されてきました。また皮・歯は装飾品や生活用具に、身体に含まれる成分は化粧品や薬に使用されるなど、現代でも私たちの生活に幅広く結び付いている生物です。
 今回の展示では①生態 ②食べ方 ③部位の利用 に注目して、サメの謎に包まれた体の仕組みや、意外と?多い水産資源としてのサメの利用について、いろいろな資料をさわって、見て学んでいただきたいと思います。

サメのアゴの骨
①サメのアゴの骨 
ネコザメの剥製(所蔵:鳥羽水族館)
①ネコザメの剥製(所蔵:鳥羽水族館)

①サメをおそれる
サメの生態や、志摩半島に伝わるサメ除けの地域信仰を、化石、剥製、標本などで紹介します。

   
 
広島県北部はサメ<ワニ>料理がごちそう(画像提供:三次市)

②広島県北部はサメ<ワニ>料理がごちそう
(画像提供:三次市)
神さまの食事になるサメのタレ(画像提供:おかげ横丁)

②神さまの食事になるサメのタレ
(画像提供:おかげ横丁)

②サメを食べる
全国的なサメの食べ方や漁獲の方法について、漁具や模型、加工道具などを通じて解説します。

   
 サメ革の財布、ボトルホルダーなど(所蔵:株式会社メルセン)
 ③サメ革の財布、ボトルホルダーなど
(所蔵:株式会社メルセン)
サメ皮を貼ったおろし器(左漢方用所蔵:神皇閣)

③サメ皮を貼ったおろし器
(左漢方用所蔵:神皇閣)

③サメを利用する
皮は日用品に、肝臓や骨はサプリメント・化粧品・肥料などに姿を変えて私たちを助けてくれる、サメのすごいパワーを紹介します。

   


【イベント】
●サメの歯でアクセサリーを作ろう
身に着けると魔除けになるとされるサメの歯を使って、オリジナルのネックレスなどを作ります。
日時:104() 午前11時~・午後2時~
定員:各回10名(要事前申込、空きがあれば当日参加も可)
参加料:300

●サメではんぺんを作ろう

サメ肉を使ってはんぺん(伊勢はんぺい)など伝統的なサメ食を作ります。

日時:1017() 午前11時~午後1
定員:20名(小学生以上、要事前申込)
参加料:無料
協力:有限会社 山熊商店
持ち物:エプロン

講演会「サメのふしぎを探る」
 サメといえば怖いというイメージを持っていませんか?ではそのサメはどこに住んでどのような生活をしているのでしょうか?日本を代表するサメ博士が、体の仕組みの基本から、謎多き大型サメ‟メガロドンの生態などについてお話しします。
日時:1122日(日) 午後130分~3
定員:50名(要事前申込、空きがあれば当日参加も可)
参加料:無料
講師:田中彰氏(東海大学海洋学部・教授)

博物館と水族館で、サメのなぞとき探検隊
海の博物館にてサメの漁法や食べ方など人の生活とのかかわりを学び、鳥羽水族館へ移動して、バックヤードでサメの生態を学びます。

日時:1129()  午前11時~午後230
定員:親子20名(要事前申込、大人のみの参加は不可)
参加料:高校生以下 500円、大人 1000円(両館入館料含む)
備考:昼食持参
海の博物館から鳥羽水族館への移動手段(自動車で約20分、水族館にて解散)は各自で確保。水族館駐車場の利用者は別途800円を負担。 イベント終了後は自由に水族館内を見学できます。


                        
助成事業:船の科学館・海の学びミュージアムサポート
 




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