特別展『熊野灘のクジラ絵図』

期 間:平成21年1010日〜平成21年1213
場 所:海の博物館 特別展示室
   
 16世紀前半、伊勢湾口付近で本格的な捕鯨「古式捕鯨」が始まりました。17世紀に入り、戦乱が止むと捕鯨は産業として本格的に行われるようになり、伊勢湾口からの技術伝承をうけて発展した和歌山・太地浦で“網掛け法”が考案されて大規模化します。それらの捕鯨の様子を伝える文書は残っていますが、目で見る絵図の類は三重県にはあまり残っていません。この展示では、太地町立くじら博物館および三重県立熊野古道センタ−との共同企画により、数少ない熊野灘の捕鯨絵図を集めて、「古式捕鯨」の様子を知っていただこうと思います。
   
 @ 荒波を超えて!熊野灘を泳ぐクジラたち
 どのようなクジラが熊野灘を泳いでいるのか、絵図(太地町立くじらの博物館蔵のクジラ絵巻など)や写真により紹介します。
 
   
 A クジラが来たぞ!絵図にみる捕鯨
 年表により熊野灘の捕鯨史を振り返るとともに、大変な困難を伴った捕鯨の様子を、太地町立くじらの博物館所蔵の絵巻、絵図類(「三重県水産図解」:三重県教育委員会蔵、「阿田和浦捕鯨絵図」:御浜町教育委員会蔵、「上市木捕鯨絵馬」:上市木八幡神社など)により紹介します。また、捕鯨にまつわる祭りの映像(三輪崎・太地のクジラ踊りなど)や資料により、人々の暮らしとの結びつきを表現します。
 
   
 B クジラに挑む!捕鯨の道具
 絵図に描かれた捕鯨具(太地町立くじらの博物館蔵のクジラ絵巻など)と、実物の道具類(太地町立くじらの博物館蔵・海の博物館所蔵の資料など)、船模型(太地町立くじらの博物館蔵など)を展示します。
 
 
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