企画展『今も昔も旅好き日本人』
〜ある旅好きの観光案内コレクションお見せします〜


開催期間2010年2月13日〜6月25日


今回の展示では、大正から昭和初期にかけて発行された観光パンフレットや絵葉書を展示します。

ここに展示する観光パンフレットや絵葉書は、三重県四日市市で教員を続けられた森英太郎氏(明治20年生)が収集したもので、2006年当館に寄贈されました。総点数はパンフレット1062点、絵葉書4225点にのぼり、うち102点を展示しています。
 日本全国津々浦々の観光地にとどまらず、海外のパンフレットもあり、その色彩豊かなデザインには見ているだけでも楽しむことができます。
 今日のように、写真やテレビが普及していなかった当時の人々は、このような観光パンフレットから情報を得、先入観にとらわれることなく旅を楽しんでいたのでしょう。

みなさんも旅の気分を味わってみてはいかが?

             

大阪商船 神戸出帆案内 大阪商船 別府案内 参宮電車ご案内 南米航路案内
神戸出帆御案内
昭和4年 
大阪商船株式会社

奈良史蹟案内
昭和5年
旅館敷島館

別府案内
昭和8年
大阪商船株式会社

参宮電車乗車御案内
三重合同電気株式会社

南米航路案内
昭和6年
大阪商船株式会社

■吉田初三郎の鳥瞰図

大正〜昭和初期にかけて発行された観光パンフレットの多くに、観光地の案内図として、鮮やかな色彩とともに、立体的にわかりやすく表現されている“鳥瞰図”が載せられています。
吉田初三郎 参宮 鳥瞰図

“鳥瞰図”とは 

「鳥目絵(とりめえ)」ともいい、その名のとおり高いところから見下ろしたように描いた風景図または地図のことです。                                 
(広辞苑より)

“吉田初三郎”とは

明治17年(1884)京都生まれ、洋画家をめざすが、師の助言により鳥瞰図作成に方向転換。日本中の名所図絵を描くことを決意し、「大正の広重」と呼ばれるに至る。大正から昭和に起こった観光ブームもあり、初三郎人気は高まり、描いた鳥瞰図は1600点以上に達するという。昭和30年(1955)没。  
(『別冊 太陽 吉田初三郎のパノラマ地図』より)


                                                           もどる