特別展『海藻に魅せられて-不思議な形、彩りを画く』

会期:2012年4月14日〜6月24日
開催場所:海の博物館 特別展示室

鮮やかな色彩、不思議な形・・・、そんな海藻を画き続けている川嶋昭二さんと倉島彰さんの作品を紹介する特別展です。
 川嶋さんは、北海道大学で海藻分類学を専攻、北海道水産部、北海道立水産試験場などでコンブ類の分類研究を続けてきた海藻研究者です。1991年から「海藻画」を画き始め、2001年に「川嶋昭二海藻画集」を出版しました。川嶋さんのご好意で、会場には緻密で美しい「海藻画」60点を展示しています。

 倉島さんは、三重大学生物資源学研究科藻類学研究室に所属、大型藻類の生理生態を研究続けている海藻研究者です。10年ほど前からパソコンソフトを駆使して採集した海藻をデフォルメしたイラストの製作を続けています。出来上がった作品は、研究室のホームページで発表し注目を集めています。倉島さんからは、ユニークな「海藻イラスト」28点を提供していただきました。
 そして二人の作品以外に、昨年311日の大津波で被災した大型の「ワカメ標本」が2点展示してあります。岩手県山田町の「鯨と海の科学館」に故吉崎誠さん(東邦大学名誉教授)が作成・寄贈した標本で、生前の吉崎さんらが泥の中から救い出して修復をしたものです。国立科学博物館に保存されていたものを特別にお借りして展示することとなりました。

 海藻に魅せられた人たちが、見出し、画き、記録した「海藻の不思議な形、彩」をお楽しみください。

   
ヒジキ  コンブ ウスバアオノリ
 川嶋昭二氏による海藻画  
ワカメ 展示協力
川嶋 昭二 
倉島 彰
国立科学博物館

北海道大学総合博物館
海藻デザイン研究所
山田町立鯨と海の科学館(山田町教育委員会)
三重大学生物資源学部藻類学研究室
鳥羽市水産研究所
 大津波で被災し、修復されたワカメの標本  
 ヒジキ ヒラフサノリ  カサノリ 
倉島彰氏によるデザイン化された海藻  

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